【あの一言】
期待・飲む治療薬・開発進む
ジャーナリスト・堀潤 メルクの関係者から話を聞いたが、経口薬の治療薬の段階から今度は家族に感染者が出た時のための予防薬の開発が既に始まっている。ただ、治験者の確保が本当に難しいと彼らは言っている。特に日本国内の治験者の確保が課題だという。政府はコロナ対策を公約にすると言っているが、そうした足元の制度改革も必要になってくる。
2021/10/16 日本テレビ[ウェークアップ]
長崎大学大学院・森内浩幸教授 第3相治験というのは現実の社会の中での有効性をみないといけないので感染者がこれだけ減ってきた中では最終段階の治験は難しくなっている。ワクチンの開発が早かったのは幸か不幸か感染者の数が多かったから。今の感染者数だと有効性を出すのに時間がかかる。経口薬が実現するためには、かかりつけ医のところで診てもらい、そこでPCR、抗原検査によってすぐに診断ができることが前提条件になっている。経口薬が来たからといってすぐにインフルエンザと同じような診療体制になるわけではない。
2021/10/16 日本テレビ[ウェークアップ]
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