【あの一言】
<NEWSドリル>懸念・中国が米台へ強硬姿勢・背景にバイデン大統領“弱気発言”か
慶応義塾大学総合政策学部教授・神保謙 中国の定義するひとつの中国と米国側が考えるひとつの中国政策は中身が異なる。解釈の違いを認め合うのが1972年の米中の和解の原点にある。基本的に米国は台湾は中国の一部であるということを聞いてそれを理解するが、認めたわけではないということ。台湾関係法によって米国は台湾の防衛を支援する。
2021/10/12 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
慶応義塾大学総合政策学部教授・神保謙 台湾海峡における制海権、制空権はほとんど中国側に有利な状況で推移していることは間違いない。ただ全面侵攻をするということになると兵隊を揚陸艦で連れて行き制圧作戦を行わないといけないので大変なオペレーションになる。軍事バランスだけで見ると台湾の国防部長の見立てでは2025年。米国のインド太平洋軍の前司令官デビッドソンの見立てでは向こう6年間の間にそうした能力を獲得すると言っている。実際に中国指導部がそのような決断をするかどうかはまた別の話。
2021/10/12 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
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