【あの一言】
“緊急事態”期限迫る・いま必要な支援・対策は
田村厚生労働大臣 3回目の接種というものに関しては有効性は一定程度ある。ただしどういう方々を対象にするかというのはこれから検討していく。
2021/09/26 NHK総合・東京[日曜討論]
東邦大学教授・政府分科会メンバー・舘田一博 米国やイスラエルでは3回目のワクチン接種を先行してスタートしようとしているが、個人的にはまだエビデンスは整っていないと感じている。残念ながらブレイクスルー感染については2回接種では起きてしまう。そこに対して3回目をどう使っていくのかということ。イスラエルや米国のデータを見ながら日本の方向性を考えていくべき。
2021/09/26 NHK総合・東京[日曜討論]
田村憲久厚労相 自宅療養者数、重症者数ベッド、中等症ベッド数、入院率を見ながら検討している最中。宣言の解除、まん延防止も含めて新規感染者数というのが言われてきたが、自宅療養者、調整中の方々が結果的に病院に入れずに自宅にいる。そういう方の数というのが10万人あたり60人になるというのがひとつの目安になる。他にも重症者、中等症のベッドの数にも一定程度の余裕があることや、入院ができるということが大事。感染者に対してどれぐらい入院しているのか、こういう数値を見ながら最終的な判断をしていきたい。
2021/09/26 NHK総合・東京[日曜討論]
田村憲久厚労相 すぐにフルオープンで何もかも元の生活に戻るかといえば、そこはやはり段階的にやっていかざるを得ない。全体を見た中でどのようなバランスで社会を機能させていくかを考える必要がある。欧米では今までのようなロックダウンというものをやめて、ワクチンだとか検査をやらないとお店に入れないという形式でやっているが、それでも結構、感染者が増えていて、減らない状況が出ている。マスクをしないとワクチンを打っていても一定程度の感染リスクがある。これからの行動制限解除の中において、いろんな日本流の実証実験をしながら行動制約を緩めていくということが非常に重要。
2021/09/26 NHK総合・東京[日曜討論]
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