【あの一言】
ワクチン接種後の感染対策は
国立感染症研究所・脇田隆字所長 いわゆるブレークスルー感染というものがあり、抗体量が時間とともに減少する。行動制限を一気に緩和すると再び感染が拡大してしまう。ワクチンは万能ではないということを考えながら徐々に緩和する方向に向かうことが大事。
2021/09/12 NHK総合・東京[日曜討論]
聖路加国際病院の坂本史衣・感染管理室マネージャー 医療のひっ迫を避けながら制限を緩和することは必要。ワクチン接種率を高めることを主体にして、いくらコロナと共存するにしても希望はあったほうがいい。しかし医療を逼迫させないという前提のもと、段階的に進めてほしい。
2021/09/12 NHK総合・東京[日曜討論]
西村経済再生相 コロナ感染は今後も波がありながら続いていく。検査もワクチンも100%完璧ではないがかなり抑えることはできる。とにかく感染リスクを下げていくことが肝要。その上で両立を図っていく。できれば2回接種をする人が国民の8割いる状況を目指していきたい。
2021/09/12 NHK総合・東京[日曜討論]
慶應義塾大学・小林慶一郎教授 コロナの根絶はもう無理だということは専門家のコンセンサスが取れている。年単位で感染が続くということを前提にして動いていかないといけないと思う。まずはワクチン接種率を上げ、飲食店に対しても今後も年単位で流行が続くということで恒久的に感染が続く前提で業種別ガイドラインをつくっていく必要がある。
2021/09/12 NHK総合・東京[日曜討論]
日本病院会・相澤孝夫会長 コロナは変異株が起こると性格が変わってしまうので予測するのに厄介な性格を持っている。感染症収束作戦を取るのか共存作戦をとるのか、今はその変わり目。
2021/09/12 NHK総合・東京[日曜討論]
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