【あの一言】
激論!コロナ禍と政治の責任
国際政治学者・三浦瑠麗 補助金に関しては国会を開かなくともいろいろな見直しというのは日々、野党や民間からも陳情を受け付けており、かなり柔軟に動いてもらっている。そこはわざわざ国会を開かなくともSNSもあるし、国会を通さなくても国民には十分に見えている。尾身会長がバッハ批判をしたことばかりメディアはクローズアップしていたが、一番大事な点は「国会をリモートでやってほしい」ということ。WEB会議をこの1年やってきて感じたことは、みんな親密になって和気あいあいとやっているがテレビの見せ場のようなものは作れないということ。1回はWEB会議をやってみるべき。
2021/08/28 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
国際政治学者・三浦瑠麗 政治から受けているメッセージは、一方では危機の管理能力が政権にはないという批判で、メッセージ性の不足も相まってそういう感じは受ける。もう一方では選挙が近いので、ぐちゃぐちゃになっているということ。選挙が近い時には正直、冷静な議論というものが国会で見せてもらえるということはあまり期待できない。本来ならば骨太の改革を、医療に関してやってもらうことが優先順位としては一番に来る。国民が望む医療を提供してもらうための調整を頑張り、そのために法律が必要なら法律を頑張るべき。
2021/08/28 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
テレビ朝日報道局政治部・藤川みな代部長 予備費がこのままだと11月ぐらいには底をつくのではないかという指摘もある。予備費の積み増しが必要になるのではないか。その際に予算が嫌なのではなく、予算委員会を開いて首相や閣僚が野党の追及を受けることが嫌なのではないかと見られている。
2021/08/28 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
日本共産党・山添拓議員 積んだ予算も現場には行き渡っていない。例えば医療機関に向けての支援金だが、予算の予備費の執行の中で、今年度で全体で1.5兆円の予算があるにも関わらず、都道府県を通して現場に行ったのがわずか419億円。積んだ予算の3%しか医療機関の現場には行っていない。だから多くの病院で看護師さん、あるいは職員のボーナスや賃金がカットされている。こういうことは国会を開いてどこに問題があるのかということをきちんと議論する必要がある。
2021/08/28 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
ジャーナリスト・田原総一朗 自民党が国会を開くのが嫌なのは予算。国会を開いたらおそらく野党は予算をもっと積み上げろと言ってくる。これを自民党は嫌がっている。
2021/08/28 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
日本維新の会・梅村みずほ議員 日本維新の会も今回ばかりは国会は閉き続けるべきだと言っている。国会が開けないのであればコロナ特別委員会を設けて、例えば、野戦病院の話とかロックダウンの話とか緊急事態条項の話をするべき。
2021/08/28 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
国民民主党・矢田わか子議員 予算をいろいろ組んでもらっても結局執行率が上がっていない。そこをまず詰める必要がある。いろいろな休業補償をやったとしても執行率30%程度ではそこに使えない原因が何かがあると見るべき。
2021/08/28 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
公明党・岡本三成議員 予算は各役所でかなり詰め始めている。2.5兆円の残りの予備費とともに今年度予算でまだ執行できていないものもあるので、使えるお金はある。今、それをものすごい勢いで執行しながら首相から準備の指示があった時のために役所で態勢ができている。後はタイミングの話。
2021/08/28 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
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