【あの一言】
解散戦略と“宣言解除”
読売新聞編集委員・飯塚恵子 今回の緊急事態の延長幅、9月12日という日付で解除するのは、過去の宣言の例で考えると感染がピークを超えてから宣言解除まで1か月半から2か月かかっていることを踏まえればちょっと早すぎる。未だに感染は全国では上り坂で、ピークを迎えてすらいないのに9月12日に解除の日があるというのは、自民党の総裁選前に衆議院解散する余地を残したいのではないかという政局的な菅首相や周辺の思いがあったのではないかと感じられる。
2021/08/19 BS日テレ[深層NEWS]
前東京都知事・舛添要一 菅おろしのような空気が流れつつある。つまり菅首相が頭では選挙を戦えないということ。22日に横浜市長選があるが、菅首相の思い通りになるかはわからない。1回では片付かないかもしれない。いろんな選択肢を残すためには緊急事態宣言がだらだら来月一杯も続いたら手足を縛られてしまう。政治日程は当然、菅首相の頭の中にはある。
2021/08/19 BS日テレ[深層NEWS]
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