【あの一言】
中国で1000年に一度の豪雨・地下鉄が水没・ビル崩壊も
造園家・東京都市大学教授・涌井雅之 中国だけでなく、世界、日本にも中国のような豪雨被害が出る可能性が高い。激甚化してくると降雨量が増える一方で、都市化が進んでいるために雨が地中に入らないということが起きてくる。すなわち下水にその負担が全部かかってくる。降った雨の負担が川に行き、時間を稼ぐゆとりがない。昔は木や草があり、これらがスポンジの役割を果たし、水をためこむことができていた。今は人工的な開発が気温を上げ、川に負担をかけ、それが洪水という形で我々に被害が及ぶようになってきている。今、中国も慌ててスポンジ都市という名の都市計画をやろうとしている。
2021/07/25 TBSテレビ[サンデーモーニング]
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