【あの一言】
感染急拡大・どうなるワクチン接種
河野太郎ワクチン接種推進担当大臣 海外渡航の時にお互いの利便性を考えて「ワクチンパスポート」を海外渡航用に出す準備をしている。いろんな国ともお互いの証明書を認め合おうという議論もしている。経済の後押しとして「ワクチンパスポート」を国内にもという議論があるのも事実。それをどこまでやるかというのはもう少し議論が必要。
2021/07/18 NHK総合・東京[日曜討論]
全国知事会ワクチン接種特別対策チームリーダー・鳥取県知事・平井伸治 (ワクチンパスポートの問題は)人権の問題を考慮する必要がある。予防接種法の8条で努力義務に改正されたのは東京高裁判決で、予防接種を受けない権利を認めることの大切さが判決として出たから。今、VRSを使ったテストが市町村で進んでいるが、医療機関や職域がちゃんとVRSを登録してくれないとうまくいかない。国としても啓発をしてもらいたい。
2021/07/18 NHK総合・東京[日曜討論]
河野太郎ワクチン接種推進担当大臣 ファイザー社は3回目の接種の承認申請を米国で出しているが、FDAやCDCはその必要はないとしている。全世界的に見ると、まだまだワクチンを1回しか打っていない人口が非常に多い中で、これをどういう風に考えるのかは難しいところ。政府内でも来年以降どうするのかという議論が始まっている。
2021/07/18 NHK総合・東京[日曜討論]
東京都足立区長・近藤やよい 今のところ国は証明書を国内利用を想定していないとしているので自治体としてもそういう考えでいる。仮に「ワクチンパスポート」を持った人は入店できるが、持っていない人は入店お断りみたいな話になってくれば、いろいろ難しい問題が出てくる。国内での利用には議論が必要。
2021/07/18 NHK総合・東京[日曜討論]
鈴鹿商工会議所会頭・田中彩子 ワクチン接種を終えたこと証明書を出すのは賛成。経済活動が活発になる助けになる。接種できない人との間で差別が出ないような形をとってもらえればありがたい。
2021/07/18 NHK総合・東京[日曜討論]
東京都足立区長・近藤やよい 23区の中でこれから職域接種が進んでくると、その分をワクチンの供給量に反映していくという話がある。このことが個別の供給量にどのくらい影響してくるのか、在庫の時のような錯覚で進んでいるかのように大量に個別供給が減らされるようなことになると接種の先行きに非常に不安がある。
2021/07/18 NHK総合・東京[日曜討論]
河野太郎ワクチン接種推進担当大臣 国で一括してみるというよりは、地域の実情がわかっている都道府県にお任せするというやり方が一番スムーズ。なかなか東京でそれができないということなら、もう少し東京の実情を調べてみる必要がある。東京は自衛隊の大規模接種、職域接種が圧倒的に多い。なかなか数字が見えていないが、本来自治体で打ってもらう分をどれだけの職域接種でカバーできているかという数値があがってくればその調整もしっかりやっていく必要がある。各自治体にその数字を示しながらどれだけの配分が必要になるか、細かく見ていきたい。
2021/07/18 NHK総合・東京[日曜討論]
東京都足立区長・近藤やよい 23区の場合、それぞれ個別接種、集団接種のやり方もかなり異なっている。それを東京都が一括調整するのはかなり困難。配っていく調整の内容も非常に不透明という苦情も出ている。
2021/07/18 NHK総合・東京[日曜討論]
東京都足立区長・近藤やよい デイープフリーザーを配布した区内の45の医療機関に職員が行き、冷蔵庫の中まで開けて確かめたが、ほぼ全てが2回目の接種に紐づいているワクチンであって、行先のない余り在庫というものは全くない状況。VRSの登録だけの数で即在庫ありと判断される考え方には納得していない。東京都の調整枠もわずか1箱ということで、とても調整できるというような状況ではない。
2021/07/18 NHK総合・東京[日曜討論]
河野太郎ワクチン接種推進担当大臣 変異株が拡大する中でワクチン接種が、想定よりも早く進んでいることはいいこと。そこまで広げてもらった接種能力に応じた供給ができていないことは非常に申し訳ないことだと思っている。
2021/07/18 NHK総合・東京[日曜討論]
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