【あの一言】
竹中平蔵に聞く・成長戦略の具体策
慶応義塾大学・竹中平蔵名誉教授 日本では上場するのはそんなには難しくないが、上場には時間がかかる。SPACによって時間を節約することができる。もっと大きな理由は一般的に上場する場合は証券会社が幹事会社となって値決めをするが、結果的に値決めした後の価格がかなり高くなる。国際比較すると日本はこの差額がすごく大きい。これは企業がもっと資金調達できたはずだということを意味する。少なくともベンチャー企業に対して「上場しますか、SPACを使いますか」というチョイスを与え、いい意味で競争してもらうことができる。
2021/07/02 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
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