【あの一言】
特集・中国共産党100周年式典・習近平演説・その思惑は
評論家・石平 習主席は無理やりに毛沢東と並ぼうとしているが、誰が見てもこれといった業績がない。今後、第三期、第四期を目指していく中で、歴史的な業績を作ろうとしている。例えば台湾併合に成功すればその瞬間に毛沢東、トウ小平を超えることになる。そういう意味で習主席はスピーチの中で今までの100年とこれからの100年という概念を持ち出しつつ、これからの100年の中で台湾を力づくでも併合したいという個人的野望をむき出しにしている。
2021/07/03 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
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