【あの一言】
東京五輪まで1カ月・感染再拡大をどう防ぐ
聖路加国際病院・感染管理室マネージャー・坂本史衣 切り札はワクチン。ワクチンはデルタ株にも効果が高いことも分かっている。打てない人へのアプローチは今後真剣に考える必要がある。科学的な情報を基に打つか打たないか決定できる手段を発信していくべき。
2021/06/27 NHK総合・東京[日曜討論]
経済再生担当大臣・西村康稔 経済全体でみていけば、輸出・生産ともコロナ前の水準に戻ってきている。また、設備投資もかなり進んできている。グリーン・デジタルもできている。4兆円の予備費をしっかりと活用して、厳しい世帯、厳しい事業者に対してしっかりと支援策を行っていきたい。
2021/06/27 NHK総合・東京[日曜討論]
東京都医師会会長・尾崎治夫 本来は空港でしっかり水際対策をやり、そこで隔離して、濃厚接触者かどうかを調べるための人員とか施設を確保していなければならなかったのに、それをしていなかった。選手団がワクチンを打って来るということだが、どういうワクチンをいつ頃、検査はどういう方法でやってきたのかということも含めて、きちっと確認していかないといけない。そうしないと今度は選手団が直接選手村に入る時に無症状感染者が入り込んでしまい、その中で集団感染や濃厚接触者が広がっていくことになる。水際対策の強化が必要。
2021/06/27 NHK総合・東京[日曜討論]
聖路加国際病院・感染管理室マネージャー・坂本史衣 医療現場で常識的に行われているプロトコルがもしかして、水際対策の現場にはないのかもしれないという疑念がある。安心・安全というのは、客観的な指標とか、基準などで提示されるべきものだが、水際対策にしろ、会期内の感染防止にしろ、実効性を持たせて行っていくのかということに関する基準のようなものがなかなか一市民としても明確に見えてこないため、安心を感じることが難しい状況。
2021/06/27 NHK総合・東京[日曜討論]
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