【あの一言】
緊急事態宣言再延長・医療現場は・ワクチンは
厚生労働大臣・田村憲久 一番心配なのは(副反応の)重いもの。どうしても幅広に報告してもらっているので、高齢者の接種を始めると一定程度、亡くなった方の報告も入って来る。ご年齢で亡くなられる方も出てくる。これをしっかりと審議会で評価してもらい、因果関係があるのかないのかをちゃんと報告していくことが大事。そこまでちゃんと報告をした上で、国民の皆さんに正当なご理解をいただく必要がある。
2021/05/30 NHK総合・東京[日曜討論]
川崎市健康安全研究所所長・政府分科会委員・岡部信彦 副反応はワクチンそのものに対する生体側の反応。これがあまり行き過ぎてしまうとよくないので、早く見つける必要がある。アナフィラキシーは早く見つければきちんと治せる。副反応として届けられている85例(の死亡者)は必ずしも真の副反応だけではなく、元々の病気で亡くなる場合もある。
2021/05/30 NHK総合・東京[日曜討論]
東京都看護協会会長・山元恵子 (ワクチンの打ち手として)潜在看護師が手を挙げている。マッチングがないことが問題。ある程度の仕組みができれば看護師が打ち、ドクターが問診をする、薬剤師がつめる形になれば潜在看護師を使って、かなり(ワクチン接種は)進んでいくはず。看護協会には既に研修を終えた潜在看護師が400人もスタンバイしているが、仕事が決まっておらず、残念に思っている。
2021/05/30 NHK総合・東京[日曜討論]
川崎市健康安全研究所所長・政府分科会委員・岡部信彦 英国にインド株が入ってきて、広がり方としては結構早そうだということになっている。重症になることは確かだが、英国株の数倍高いというほどではない。相当警戒すべきことは確かであり、相手の性格が変わってきたらそれに合わせて変えるようなやり方を当然取らなくてはいけない。インド株が入るのを(水際で)粘って一カ月間遅らすことができれば、一か月分ワクチンで免疫を持てる方が多くなる。(水際とワクチンの)両方をやっていかなければいけない。
2021/05/30 NHK総合・東京[日曜討論]
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