【あの一言】
緊急事態宣言1か月・政府の対応は・感染収束は
内閣官房長官・加藤勝信 問題は2つある。1つ目は「五輪そのものが感染を増やすのではないか」という心配だが、これに対しては来る人の数をかなり抑え込み、徹底した感染対策をしていく。医療の方もほぼ見通しがついたという発表もあった。オリンピックそのものが国内の感染を増やすということについては最小限に抑え込んでいくことで対処していく。もう1つの問題は、「こんな状況でもオリンピックをやるのか」ということだが、全力で感染を抑え、ワクチン接種を早期に進めることで国民の安心・安全を確保していきたい。
2021/05/23 NHK総合・東京[日曜討論]
東邦大学教授・舘田一博 ステージ4で東京に緊急事態宣言が出されている状況であれば開催は難しい。ステージ4、ステージ3A、3B、2なのか。それぞれのリスクを評価し、対策、あり方そのものをどのくらいの規模でやるのかを考えていくことが重要。
2021/05/23 NHK総合・東京[日曜討論]
東邦大学教授・舘田一博 ファイザーとモデルナは初めてのmRNAワクチンだが、これまでの成績をみてみるとかなり効果が高い。特に発症予防と重症化予防、感染予防に対しても効果があった。他人にもうつさない。アストラゼネカはウイルスベクターワクチンであり、まれに血栓ができやすい。そういう意味ではこれをどのように使うかが問題。リスクとベネフィットを考えながら使わないといけない。ひとつの考え方として重症化のリスクの高い高齢者に対してこれを使うというのもある。
2021/05/23 NHK総合・東京[日曜討論]
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