【あの一言】
<徹底解説・ニュース最前線>WHO「1m以上移動するおそれ」
インペリアルカレッジロンドン准教授・小野昌弘 インド型変異株は英国では大変警戒されている。データが少ないが今後1~2週間すれば、もう少し状況が見えてくる。英国型よりも少なくとも同じぐらい伝染力があり、もしかするともっと高いかもしれない。インド株が英国株を陵駕していく可能性も考えなければならないが、一部の地域では英国株が多かったところでインド株が増えてきているという状況も見えてきている。英国政府はなるべく早い段階で対策していきたいと考えている。
2021/05/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
昭和大学医学部客員教授・二木芳人 インド株については水際でしっかりと食い止めるべきだが、もう既に一部は国内に入ってきてしまっている。 今のところ出てきているデータを見ると英国株の方が感染力は強いのではないかとみられる。日本は英国株に置き換わっているので当分の間は英国株が主流であるとみられる。インド株の危険なところは免疫を逃れるというところであり、1回かかった人とか、ワクチンの効果がどうなのかというところで未知数なところがある。
2021/05/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
インペリアルカレッジロンドン准教授・小野昌弘 英国型変異株だけ調べて、これにだけ対処していくという時期は既に超えてきている。いろいろな変異株が世界各地にあり、それが流入してくる。その状況をモニタリングして早い段階で対応していくことが大事な時期となっている。
2021/05/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
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