【あの一言】
台湾有事と日本の安全保障
前統合幕僚長・元海将・河野克俊 日本は議論が混乱する場合がある。平和的に解決するのは大前提。しかし実らずに戦争になることがある。日本は米中の仲介をするべきとか、平和的にするべきという話になる。必ず議論を切り分けて、外交を失敗した場合のことを考えないといけない。自衛隊は法律に書いていることしかできない。後方支援をやるということは中国から見たら日本は参戦していることになる。
2021/04/20 BSフジ[プライムニュース]
東京国際大学特命教授・防衛大学名誉教授・村井友秀 中国軍が台湾を占領しようとして攻め込んだ場合。日本や米国が介入してこないという保証があった時に攻め込む。南西諸島などの日本領を侵攻しようとしたら、日本としては選択の余地がない。有事となり全力をあげて中国軍と戦う以外に道はない。米国も参戦する。むしろ考えないといけないのは、中国が台湾というターゲットに集中して(尖閣などで)何らかの取引をしてくること。介入しないように外交的工作、駆け引きをする。その時に日本の世論は多分割れる。
2021/04/20 BSフジ[プライムニュース]
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