【あの一言】
警戒・変異株20都府県に・影響は?
関西福祉大学教授・勝田吉彰 変異株については世界中のもっと大きな視点で見ると、より警戒すべきことが起きている。例えば、WHOによれば世界の感染者数は6週間続けて減ってきたが、3月2日の発表で初めて7%の増加になった。まさに今がターニングポイントになっている。例えばブラジルでは1日の死者が1600人を超えるという新記録も達成している。これらのことは変異株が表に出てきたため起こっている。「前門の虎後門の狼」というが変異株というのは、我々の後ろには3つの大きな狼がいるような状況。中でも2つの狼、ブラジル株、南アフリカ株はワクチンが効かなくなる。あるいは一旦感染して抗体ができた人がまた感染してしまう。今、言われている以上に警戒が必要である。
2021/03/06 日本テレビ[ウェークアップ!]
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