【あの一言】
特集・国産ワクチン・開発の必要性は
衆議院議員・元厚生労働大臣・長妻昭 政府も相当強力にアストラゼネカ社にお願いして、4000万人分以上を国内の工場で作ることになっているので、一定数の確保ができる可能性がある。日本でも中外製薬や、阪大と一緒にやっているアンジェスにも相当税金をつぎ込んでいる。そこも急ピッチで開発しているので、効果があるDNAワクチンあるいは塩野義製薬の組み換えタンパクワクチンなどの国産ワクチンについても支援していく必要がある。
2021/02/20 BSテレ東[日経プラス10サタデー]
日経ビジネス編集委員・山川龍雄 ファイザーのCEOはユダヤ系でネタニヤフ首相とは相当密にやり取りをしながら調達した。
2021/02/20 BSテレ東[日経プラス10サタデー]
医師・ジャーナリスト・村中璃子 日本は予約はしているが、なかなか買いにこない客になっている。日本は契約自体は早かったが、他国は契約を表立ってしていなくても臨床試験の第三相のデータが出る前の段階で、代金の半分ぐらいを先に支払い予備発注しているということをさんざんやっていた。特にイスラエルは秋口あたりから激しい流行に見舞われたが、日本や米国がファイザーのワクチンをおおよそ20ドルで買っていたのに対し、30ドルで買うという形にして、その代わりに早くワクチンを人数分くれるように頼んだ。さらに打ったデータをファイザーに渡すということも行い、値段とデータ提供でファイザーににじり寄ってワクチンを獲得していた。
2021/02/20 BSテレ東[日経プラス10サタデー]
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