【あの一言】
コロナ1年・検査の充実まだ…
東京大学先端研・児玉龍彦 これは文科省の不作為という大変な問題がある。世界的にみるとミラノ大学だとか、英国だったらサンガーセンター、米国だったらワシントン大学、ジョンズホプキンズ大学、スタンフォード大学とか、大学とか研究機関が非常に検査に力を入れてやっている。ところが今の文科省の姿勢では、私どもが無症状者の検査を社会的にやろうと言った時に、倫理委員会やその他から「あれをやるな、これをやるな、ダメだ、ダメだ」というのが全て。倫理委員会の審査というのがものすごい形式的な審査をいっぱい要求してくる。文科省のやり方は閉鎖的で、大学で感染が起こらないことが一番大事。
2021/01/15 BS-TBS[報道1930]
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