【あの一言】
<ピックアップNEWS>米国・トランプ大統領・ジョージア州で集会・次期政権に影響…上院選で注目
番組アナウンサー 2議席をめぐるジョージア州上院議員決選投票が来年1月5日に行われるが、この結果次第で上院の多数派が決まり、共和党、民主党両党にとって非常に重要な選挙となる。ジョージア州で共和党が1議席以上獲得すれば上院の過半数は共和党となる。しかし、現職の共和党議員が2人とも敗れると上院は50対50で民主党と共和党の議席が同数となり、この場合、副大統領に就任する予定のカマラハリス上院議長を兼ねて1票を投じることができるため、民主党が主導権を握ることができる。
2020/12/07 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
早稲田大学・中林美恵子教授(フリップ) 共和党が1議席とるであろうと思われていたが、ジョージア州のトランプ大統領の応援演説で分からなくなってきた。上院選の応援のはずがトランプ大統領は不正選挙の話ばかりで、共和党内からは「これが不利に働いて議席が民主党に奪われかねない」との懸念の声が上がっている。
2020/12/07 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
作家・マライメントライン トランプ大統領は今後もどんどん活躍する予定で、今回の選挙を不正だと訴え、今までの米国の政治や民主主義システムに対し疑問の目を向けるようにすることができた。トランプ大統領の支持者はすごく増えているし、実際にかなりの額のお金も動くシステムに仕上がっている。ある意味では大統領選に勝利したのかもしれない。4年後も何かあるのではないかと思わせている。
2020/12/07 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
番組アナウンサー 上院で過半数を握ると、閣僚や政府高官らの承認人事のほか、条約の批准、予算案の決定などを行うことができる。連邦最高裁判所の人事も最終的に上院の承認が必要であり、政権運営に大きな影響力を持っている。
2020/12/07 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
スローニュース代表取締役・瀬尾傑 不正だとか、次の大統領選挙に出ると訴えているのは本当に大統領になりたいというよりも、むしろビジネスのためではないかという指摘もある。ワシントンポストの調べによると選挙が終わってからトランプ大統領の政治資金に寄付が2億ドル集まったという。普通、選挙が終われば政治資金はなかなか集まらないはずだが、彼が不正を訴えたり、大統領選出馬を訴える度にお金が集まってくる。資金でセーブアメリカというメディアを新しく作っており、言えば言うほどお金が集まってくる。事務所や運動の拠点になっているトランプ大統領のホテルにも巨額の利用料が支払われたりしている。そういう意味で選挙の仕組みを利用したトランプ大統領のビジネスモデルという声もある。
2020/12/07 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
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