【あの一言】
新型コロナ感染者が再増加・重症化防止の新たな注目点
獨協医科大学医学部教授・増田道明 世界的には血栓症や塞栓症が新型コロナウイルスの症状に深く関わっているという見方がされるようになっている。新型コロナウイルスが細胞に感染するときの入り口に相当するタンパクが血管の内側の壁紙のようになっている内皮細胞でも作られている。このウイルスは血液内に入ると血管内側の細胞にも感染するようだとヨーロッパの研究成果などから見えてきている。血管が傷つくと防御反応として血を固めて治そうとするが、大きい血管や体中の色々なところで起こると血が固まってはいけないところで血が固まって大きい血の塊が出来たりということが起こる。世界的にはこうした血栓症や塞栓症が新型コロナウイルスの症状に深く関わっているという見方がされるようになっている。
2020/07/09 BSフジ[プライムニュース]
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