【あの一言】
岩田教授緊急提言
神戸大学病院(感染症内科)教授・岩田健太郎 退院基準を変えるべき。退院させる前にPCR検査をして“2回陰性”を確認するという方式は変更すべき。ウイルス感染の後、時間をとることで感染リスクは減っていくので、検査ベースではなく、症状ベースでやるべき。米国もそういう方針を打ち出している。遺伝子検査をすべてにするという運用の仕方がそもそも医療崩壊を招いているのであり、運用の仕方を工夫すれば検査が医療崩壊を起こすこともない。
2020/04/22 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]
神戸大学病院(感染症内科)教授・岩田健太郎 抗体検査は診断に使うというよりは全体の集団の罹患率を調べる疫学調査としては役に立つ。抗体があるということと免疫があるということは実は同義ではない。多くの感染症は抗体があると免疫ができるが、例えばC型肝炎とか、HIVなどは抗体ができても、免疫はできない。コロナウイルスに関しても、この辺りのところはまだよくわかっていない。感染してしまえばもうかからないので外に行けるとか医療に従事しても大丈夫という話は早計な話で、再び感染してしまう可能性は十分ある。そういう目的には抗体検査は使えない。
2020/04/22 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]
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