【あの一言】
中国・レアアース対米規制検討か
敬愛大学国際学部教授・水口章 経済問題から完全に構造的な米中の対立になってきている。見ておかなければいけないのは安全保障の問題。新しい同盟という言葉が出始めている。日本、オーストラリア、インドを米国は意識。サウジアラビア、UAE・アラブ首長国連邦とのつながりを意識し始めている。
2019/06/01 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
経済産業研究所上席研究員・藤和彦 中国は日本に対しても尖閣諸島の衝突事件の時にレアアース云々とやったが結果的にはやっていない。レアアースを作っている企業はほとんど内陸部の企業で、この輸出を止めると内陸部の企業がおかしくなる。
2019/06/01 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
元駐イラン大使・孫崎享 米中が報復合戦をやれば米国の方が優位に立つのは間違いない。ただ、長期的に見ると中国というのは莫大な人口を抱えている。これが経済を推進する大きな要素となってくる。10年、20年ということを考えるとこれを排除するような経済政策はできない。ファーウェイなどいろいろな問題が起きているが、サプライチェーンに入っている日本が、ここからはずされてしまうと将来、ふたたびこれに組み入れられることは難しくなる。
2019/06/01 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
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