【あの一言】
<徹底解説・ニュースの焦点>2回目の米朝首脳会談
元駐韓大使・武藤正敏 金正恩委員長は終戦宣言をしても在韓米軍の撤退や国連司令部の解体を求めることはないなどと言っている。しかし、そういう言葉に騙されてそれをやってしまえば当然影響は出てくるだろう。在韓米軍の縮小という話も出てくるかもしれないし、その運用の仕方も変わってくるかもしれない。日本が北朝鮮との最前線に立たされるということになると日本は安全保障の面でもっと強化していかないと持ちこたえられない。
2019/02/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
上智大学教授・前嶋和弘 在韓米軍は中国も見ている。日本にとってみれば尖閣の話も出てくる。対馬防衛みたいなことをしっかり考えなければいけない。
2019/02/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
上智大学教授・前嶋和弘 なぜこのタイミングで米朝会談が行われるか。ひとつは国外的理由。米国と韓国の米韓合同軍事演習が3月なので、それより前に行いたいということ。もうひとつは国内的な理由。おそらく2月のどこかでモラーレポートが出てくる。ロシア疑惑の問題でうまく北朝鮮に目を向け、別のことをすることで国内世論を変えていこうと考えたかもしれない。ただしモラーレポートが3月にずれ込む可能性もある。
2019/02/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
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