【あの一言】
激化・追加関税にIT企業締め出し・米中貿易“新冷戦時代”へ
経済学者・飯田泰之 貿易摩擦の当初から本丸は技術覇権の問題であり、知財権の問題だと言われていたが、ここに来て本丸で戦うようになってきた。現時点の経済力で考えると、米国の方が圧倒的に優位にある。今年の後半だけで中国では1000万人失業者が増えたと言われている。約半年で2%弱失業率が上がったわけで、これは急速な経済の縮小。公式な統計をなかなか中国は出さないが、求人情報誌や求人サイトの登録件数等から類推すると大規模な失業が発生している。問題は経済を犠牲にしてでも覇権をとりたいのか、そろそろなんらかの形で経済面で折り合いをつけたいのか、楽観できない状況になってきている。
2018/12/25 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
共同通信社編集委員兼論説委員・太田昌克 今、民と軍の技術がデュアルユースになってきて、昔は軍事技術が民に移転するスピンオフを恐れたが、今は今度な技術革新が進むことによって民の技術が軍事用に転用されるというスピンオンという現象が現前の現象となってきている。この中で米中貿易戦争があり、全く違う次元の技術覇権での米中対立というフェーズに入ってきており懸念される。
2018/12/25 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
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