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スペシャル あの一言
2024年05月03日(金)
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【あの一言】
中国外相が訪朝“蜜月”の裏でせめぎ合いか
番組アナウンサー
2002年北朝鮮と中国の国境北朝鮮側の新義州という場所で、中国がもともと言い出して特別行政区を作ろうという話が出ていた。一国二制度・香港のようなものを目指そうという話で通貨は米国ドルを採用し、ポイントは中国以外の欧米諸国を呼び込むための特区だということで中国が言い出した話なのにこういう話になっている。しかも楊斌初代長官はオランダ籍中国人実業家でこの人選もどうやら北朝鮮が決めたよう。この人を決めたタイミングで、中国に贈収賄などで逮捕され、この計画は頓挫したという過去があった。
2018/05/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
中国といかなる相談もなしにオランダ籍の中国人を特区の長官に据えてしまった。中国が中心にならないように日本や欧米諸国がこの特区に入るような形で作ったということが中国の逆鱗に触れ、頓挫してしまった形。
2018/05/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
中国からすれば休戦協定に署名した当事国であり一番多くの兵隊を出しており考えられない。韓国は4月29日に「2007年の南北首脳会談で三者と言い出したのは金正日であり、私は無実です」ということを示唆した。
2018/05/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
中国を外すことは中国を焦らせることになるが、北朝鮮に(中国が)そんなことは許さないと言いに行くことを計算の上でやっている。王毅外相は朝鮮半島に3者ではなく4者にしろと言いに行った。金正恩には4者にする代わりに経済協力において譲歩してほしいと、中国から譲歩を引き出し、中国に貸しを与えることで、うまく立ち回れるようにしたいという思惑がある。
2018/05/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

ジャーナリスト・末延吉正
最近伝えられているのは、金正恩は左に振ろうと思っている時には思い切り右に振っておいて、去年までは暴君のようにいつでもミサイルを撃ち込む用意があるかのように作っておいて、1月5日のスピーチから一気に対話に持っていった。日本なんか関係ないと言っておきながら、最近になると日本との首脳会談もあるよというふうに振ってくる。中国と日本とに挟まれた中で朝鮮半島で生きてきた朝鮮民族の持つDNA、したたかさやある意味、弱者の恫喝を含めた外交の上手さというものを改めて感じる。
2018/05/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
北朝鮮は中朝蜜月を見せつけることで軍事的に北朝鮮の後ろ盾に中国がいるということを米国に見せて米国をけん制し、米朝首脳会談を北朝鮮に有利に運ぶようにする一方で、「三者会談もありうるんだ」「中国はずしもありうるんだ」ということを言った。これは何を目的に言ったのかといえば経済的に中国に呑み込まれないようにするというのが北朝鮮のしたたかな思惑。
2018/05/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉
なぜ金正恩がそんなこと(三者会談もありうる)を言ったということを断言できるのかと言えば、2007年のノムヒョン、金正日との南北首脳会談の時にも三者会談という提案があったが、その時に 金正日が実は三者会談と言い出したということを3月29日に韓国の政府筋が明らかにした。金正恩が父親である金正日のやり方を踏襲したという意味で今般も同じようなことを金正恩が言ったとほとんど断定できる。
2018/05/04 テレビ朝日[ワイドスクランブル]

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