JCCテレビすべて
スペシャル あの一言
2024年05月09日(木)
最新TV速報
【あの一言】
緊張続く北朝鮮情勢・米朝対立のゆくえは
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫
今、国連決議のもとで行い始めている強い制裁行動はずっと維持していかなければいけない。そのためには、北朝鮮で行われていることが中国にとっての脅威でもあると中国にどう認識させるか。(核を)持ってしまうことが必然だとすれば、それに対する抑止をどうやっていくか。米国が国を挙げて研究開発体制をとれば、ミサイル防衛は新しくできるだろう。その時に日本もどうやって米国に協力していくか。国民的な議論が今から必要。
2017/08/27 NHK総合[日曜討論]

南山大学教授・平岩俊司
1番の大きな間違いは北朝鮮の政治体制の強さ、技術力、外交的なしたたかさを過小評価したこと。しぶとい交渉相手だということを肝に銘じて真剣に向き合うことが必要。そのためには北朝鮮が何を考えどういう行動基準で行っているかを冷静に分析する必要がある。今後、交渉の局面に移る可能性があるとすれば、日本とすれば中途半端な形での凍結ではなく、ゴールは必ず非核化でなければいけない。非核化が国際社会の共通のゴールだと言う必要がある。
2017/08/27 NHK総合[日曜討論]

日本国際問題研究所・主任研究員・小谷哲男
往々にして我々は金正恩委員長の発言や外見で彼らが暴走しているように思うが、核抑止の議論から見れば彼らは非常に理にかなったことをやっている。彼らの意図をしっかり分析し、それに適した対応をとっていくことが必要。日米韓の間で特に抑止の強化、連携の強化をしていく必要がある。
2017/08/27 NHK総合[日曜討論]

環日本海経済研究所・主任研究員・三村光弘
火星14号を撃った時に金正恩委員長が『米国が対朝鮮敵対視政策をやめるまでは核ミサイル問題を交渉のテーブルの上にあげない』と言った。逆に言えば、米国が自分たちに対する敵対視を解決するためには朝鮮半島の休戦協定を平和協定にする、究極的に言えば米朝国交正常化をするという方向での話が米国から持ちかけられれば、交渉のテーブルに上がるということは十分考えられる。
2017/08/27 NHK総合[日曜討論]

日本国際問題研究所・主任研究員・小谷哲男
北朝鮮が対米核攻撃能力を信頼性のある形で保有した場合に、北朝鮮の方からおそらく対話モードに入ってくる。その時に米国としてのある種の核軍備管理交渉のようなものを北朝鮮に追及する可能性がある。
2017/08/27 NHK総合[日曜討論]

南山大学教授・平岩俊司
米国から発せられるメッセージは北からすると、トランプ大統領は厳しいことを言いながら、その一方でマクマスター補佐官やマティス国防長官、ティラーソン国務長官などが発するのは軍事力行使が難しいということ。北からすると軍事力行使は米国にとってハードルが高いという認識を持っている。だからレッドラインではないかと言われていたICBMの発射実験にも踏み切って、自分たちの目標を1つ1つ着実に実現している。
2017/08/27 NHK総合[日曜討論]

マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫
トランプ大統領はビジネスマンなので交渉というよりディールメイキングの対応。ティラーソン国務長官、マティス国防長官、マクマスター安全保障担当大統領補佐官、ケリー首席補佐官は4人のうち3名は非常に理性的な軍人たち。4人はトランプ大統領の言うことには表立って反対せずに同調するような構えを見せているが、トランプ大統領が軍事攻撃をするとの決断をした時には後ろから羽交い締めをしてでも止めると思う。核保有国になってしまった北朝鮮と米国がどう向き合っていくか。どうやったら無効化させられるかということに米国は技術の粋を集めていくのではないか。
2017/08/27 NHK総合[日曜討論]

日本国際問題研究所・主任研究員・小谷哲男
短距離ミサイルあるいはロケット砲は合同演習に対する対抗だと思うが、より直接的にはダンフォード統合参謀本部議長を含めて司令官レベルの人たちが韓国に集まったので、それに対する対抗という意味があった。
2017/08/27 NHK総合[日曜討論]

▲画面のトップへ
ランキング 注目パーソン
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
シーズンズ フォト 隅田川シーズンズ
人気ランキング