オバマ大統領の言う核なき世界というのは、言い過ぎで本当は核少なき世界のこと。日本は核を持っていないからわからないが、核兵器は実際には劣化しやすくリスクが高くなりやすい上、維持費がものすごくかかる。なるべく１５００発ぐらいの数に減らしたいというのが本音で、オバマ大統領と軍部が一致した点。プラハ演説も言いすぎであり、本当は核の数を減らしたいという話。ただ、核全体の数が少なくなると北朝鮮のような技術が低く、数の少ない核の値打ちが逆に上がってしまう。本当は削減すればいいというものでもない。被爆国としてもそうした現実を見るべき。

2016/05/12　テレビ朝日[ワイドスクランブル]