【あの一言】
“バズーカ”いよいよ打ち止め?
日本経済新聞編集員・上智大学客員教授・春原剛 量的緩和もかなり限界まできている。黒田総裁は手詰まり感を強めているという噂が市場関係者、金融関係者から出ていて、持ちきりだった。そうした中での最後の大きなバズーカだったのかもしれない。できるだけ今の状態、アベノミクスがまだなんとか日本経済を支えているという状況を夏明けぐらいまでは保ちたいというような思いが多少今回の決定の背景にあっても不思議ではない。日銀の関係者で噂されているのはもう1発最後があるとしたら、10兆円ぐらい国債の買い増しがあるかもしれないということ。
2016/01/29 TBSテレビ[NEWS23]
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