【Globali】
ロシア当局、反プーチン派急先鋒の野党代表ナワルニー氏率いる汚職防止財団の資産を差し押さえ【フランスメディア】8月2日付Globali「反プーチン派、開かれた選挙制導入なくば、毎週末反プーチン運動展開すると警告」で報じたとおり、9月に行われるモスクワ市議会議員選挙で、野党候補の立候補を認めるよう求めた7月末のデモ行進で、1,000人余りが当局に逮捕されたが、反プーチン派活動家らが毎週反対運動を継続すると政府側に警告した。そして、ウラジーミル・プーチン大統領が2012年に大統領に返り咲いて以来、反対運動の規模が最大に膨れ上がったことから、ついに当局も実力行使に出ることとし、あろうことか運動の中心となっている「汚職防止財団(FFC、注後記)」の資産を“資金洗浄”の容疑をかけて差し押さえた。
8月9日付フランス『AFP通信』:「ロシア当局、反政府運動リーダーのナワルニー氏設立の反汚職運動グループの資産を差し押さえ」
反政府運動リーダーのアレクセイ・ナワルニー氏(43歳、弁護士)の代理人キラ・ヤーミッシュ女史によると、ロシア当局が8月8日、ロシア政府高官の汚職を暴くために組織したFFCの資産を差し押さえたという。 今回の取り締まりは、7月末より始まった、自由で開かれたモスクワ市議会議員選挙を求める週末デモが拡大していく中で起こった。...
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