【Globali】
米国は、パレスチナの医療施設への援助を停止(2018/09/09)米国、国務省の担当者は、9月9日にトランプ大統領により、これまで米国が行ってきたエルサレム東部の医療施設への2500万ドル(=27.5億円)に相当する援助を停止する指示を受けたと発表した。さらに、この資金は米国の利益につながるもっと優先順位の高い目的のため、転用すると述べた。
この措置に対して、パレスチナ解放機構(PLO)医療責任者のハナネ・アシラウイは「パレスチナ東部のオグスタ・ビクトリア病院やセント・ジョン眼科病院への資金援助を停止することで、米国政府は、政治的不安定状態を喚起し、数千人ものパレスチナの患者たちを窮地に追い込む」として米国を強く非難した。
なお、米国政府は先月、パレスチナへの2億ドル(=220億円)の援助を停止し、数日前には国連のパレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に対して資金援助を停止すると通告した。...
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