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【Globali】
米不法移民親子、5歳未満の子どもの再会が完了と報告(2018/07/13)
トランプ政権の関係者は12日、親とともに不法入国した子どものうち、5歳未満の子について、再会の資格を得た57人が親元へ戻ったと報告した。政府の保護下にあった5歳未満の子どもが103人であったことから、残りの46人は親子に資格が与えられず、再会が認められなかった。
親子の引き離しについては、ドナルド・トランプ米大統領が、正式な書類などの入国に必要な手続きを踏まずに不法に入国してきた大人を全員訴追するという政策を取って以来、3000人ほどの親子が引き離され、子どもは保護施設へ収容された。...
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トランプ政権の関係者は12日、親とともに不法入国した子どものうち、5歳未満の子について、再会の資格を得た57人が親元へ戻ったと報告した。政府の保護下にあった5歳未満の子どもが103人であったことから、残りの46人は親子に資格が与えられず、再会が認められなかった。
親子の引き離しについては、ドナルド・トランプ米大統領が、正式な書類などの入国に必要な手続きを踏まずに不法に入国してきた大人を全員訴追するという政策を取って以来、3000人ほどの親子が引き離され、子どもは保護施設へ収容された。それに対し米カリフォルニア州サンディエゴ連邦地裁は親子の再会手続きを進めるよう指示。5歳未満の子どもについては7月10日、それ以外の子についても7月26日を期限にするよう求めていた。ただ、政府側はDNA鑑定を行ったり、すでに行方が分からない親を見つけ出すのに時間がかかり、2日遅れで5歳未満の子どもの引き渡しを終了したと発表した。
再会が認められなかった親子については、親に犯罪歴がある、親が病気である、実の親ではないなどの理由から引き渡しが行われなかった。偽の出生証明書が提出されたケースなどもあり、子どもが犯罪に巻き込まれることも考え、政府も慎重に親子関係の証明を行っているようだ。
今後はより年齢の高い子どもの対応をすることになるが、多くの親子について関係を証明しなければならないため、政府側は期限の延長を求めている。ただ今のところその予定はない。
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