【Globali】
メキシコ政府、大地震の経済損失額を算出中(2017/09/26)
9月19日にメキシコでマグニチュード7,1の大地震が起きたが、メキシコ政府は未だにメキシコの経済損失がおよそどのくらいになるか、算出を急いでいるとのこと。
「Guapa Papa」という1950年代風のレストランでオーナーをしていたアントニオさんは「地震で建物は見事に全壊し、会社は破産しました。30人以上の従業員も犠牲になりましたし、破損した家具や店の器具の修復や手入れに追われる日々です。」と悲痛の叫びをあげて訴えている。
格付会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスの発表では「メキシコ大地震の犠牲者は326人にものぼり、第三・第四四半期のGDPは0.1~0,3パーセントほど減少するでしょう。...
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「Guapa Papa」という1950年代風のレストランでオーナーをしていたアントニオさんは「地震で建物は見事に全壊し、会社は破産しました。30人以上の従業員も犠牲になりましたし、破損した家具や店の器具の修復や手入れに追われる日々です。」と悲痛の叫びをあげて訴えている。
格付会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスの発表では「メキシコ大地震の犠牲者は326人にものぼり、第三・第四四半期のGDPは0.1~0,3パーセントほど減少するでしょう。」と報道されている。「ですが、一年単位で見れば、復興建設作業で多くの経済活動が行われるので、GDPの損失は最小限に抑えられると思います。」ともコメントされている。
メキシコ市の発表では「38個のビルは完全に倒壊し、360の危険とみなされたビルは倒壊させるか、補強するしかない」とのことで、「1136個のビルは修復可能で、8030個はいまだに居住可能なままだ」という。
メキシコ文部省の発表だと「9000の調査済みの学校のうち676校は授業を再開した」とのことで、「学校の復興作業には180万ペソもの費用がかかった。」とのこと。
しかし、いまだに様々な店の個人経営者は復興作業中で、ボランティアなどで救援物資をお互い送り合い支援しあっている状況で「早く仕事ができるようになりたいです。」と多くの人が語っているという。
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