【Globali】
アメリカがシリアに先制攻撃をすると宣言、第三次世界大戦の幕開けか?(2017/06/28)
ロシアが警告を発する中、アメリカ政府はシリアに対して先制攻撃をする意思表示をしている。これに対してロシアやイランが動けば、世界は第三次世界大戦に突入するのではないかとさえ言われている。
トランプ大統領は、アサド政権が化学兵器を使用していることを根拠にアサド陣営の空軍基地をトマホークにより爆撃したが、ロシアの国会議員関係者は全く根拠がないと否定。「いずれにせよ、先制攻撃を仕掛ければ不道徳極まりないとレッテルを貼られ、窮地に追い込まれるのはアメリカの方である。」と同関係者は主張する。
また、「アメリカはアサド陣営の攻撃計画については事前に情報を得ているはずだ。それをあえて未然に防がずに、すべてをアサド政権のせいにして非難する。...
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トランプ大統領は、アサド政権が化学兵器を使用していることを根拠にアサド陣営の空軍基地をトマホークにより爆撃したが、ロシアの国会議員関係者は全く根拠がないと否定。「いずれにせよ、先制攻撃を仕掛ければ不道徳極まりないとレッテルを貼られ、窮地に追い込まれるのはアメリカの方である。」と同関係者は主張する。
また、「アメリカはアサド陣営の攻撃計画については事前に情報を得ているはずだ。それをあえて未然に防がずに、すべてをアサド政権のせいにして非難する。これがアメリカのやり口であり、卑怯な常套手段だ。」とも主張し、アメリカを非難している。「そして、アメリカはすでに世界レベルで話題になっているこのシリア紛争の世論に訴えて、先制攻撃を予防策として正当化するつもりだ。そもそも根拠もないのにアサド政権が化学兵器を使用しているとネガティブキャンペーンを繰り返している。」とロシア側は真っ向からアメリカを批判している。
しかし、トランプ大統領はロシアからの猛攻撃に対して全くひるむ様子を見せずに、むしろフランスなどから支持を得始めている。マクロン新大統領は“反トランプ”を公言しているものの、シリア問題に関してはアメリカに全面協力することを約束している。
アメリカにとっては思いもよらない味方ができたといえる。
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