【Globali】
アメリカ上院議員がトランプ大統領にTHAAD配備を急ぐよう書簡にて要請(2017/06/27)
アメリカの上院の超党派の議員らは、トランプ大統領宛に書簡をだし、「韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と一刻も早く対談をし、THAADの完全配備を完了させるべきだ。」との旨、要請した。
テッド・クルーズやマルコ・ルビオなど、共和党議員で党内の大統領選挙候補者としてトランプ大統領と闘い敗れた2人もこの書簡に署名しているという。2人の議員によれば、36,574人ものアメリカ兵が韓国との同盟のための戦いで戦死し、今現在も28,500もの軍隊が北朝鮮との戦いに備えて韓国本土に配備されているという。
また、トランプ大統領宛の書簡には、「トランプ氏と文大統領は、THAAD配備の手続きの再検討に一刻も早く着手し、特にトランプ氏は文氏にこのTHAADはアメリカの軍隊と何百万人もの韓国国民を守るためには必要不可欠であり、これは同盟国であるアメリカの決断であることを強調し、説得すべきである。...
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テッド・クルーズやマルコ・ルビオなど、共和党議員で党内の大統領選挙候補者としてトランプ大統領と闘い敗れた2人もこの書簡に署名しているという。2人の議員によれば、36,574人ものアメリカ兵が韓国との同盟のための戦いで戦死し、今現在も28,500もの軍隊が北朝鮮との戦いに備えて韓国本土に配備されているという。
また、トランプ大統領宛の書簡には、「トランプ氏と文大統領は、THAAD配備の手続きの再検討に一刻も早く着手し、特にトランプ氏は文氏にこのTHAADはアメリカの軍隊と何百万人もの韓国国民を守るためには必要不可欠であり、これは同盟国であるアメリカの決断であることを強調し、説得すべきである。」とも書かれているという。また、上院らは「トランプ氏は文大統領にアメリカが韓国と協力し合い、北朝鮮への多国間の制裁をより一層強化するべきであることを伝え、より堅個な同盟関係を求めるべきだ。」と主張している。
これらの書簡による主張からは北朝鮮に対する妥協案が全く見られなく、北朝鮮とは国境を越えたビジネスや旅行ツアーなどの実現を願っている文在寅大統領の「北との対話路線」は完全に却下されていると言える。
これに対して、文在寅大統領は「今のところ、具体的な結果を求められるのは困りますが、今度のトランプ大統領との会談では同盟関係と信頼関係の強化の実現を果たせるように努めたいと思います。」と答えた。
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