【Globali】
ロシア疑惑でクシュナー氏を取り調べ(2017/06/09)
トランプ大統領の娘婿で上級顧問のジャレッド・クシュナー氏が、ロシア疑惑の件で今月中に上院情報委員会の取り調べを受けることになった。
取り調べの際には関係文書の提出を求められた上で、上院からは取り調べおよび質問が行われる予定とのこと。
NBCニュースの発表では、ホワイトハウス内部関係者による二つのソースからは今月中旬に取り調べが行われると言われているが、三つ目のソースによると、日時の詳細は未定とのこと。
ホワイトハウス関係者によれば、クシュナー氏は必ずしも事件に関与しているわけではないとのことだが、ロシア疑惑に関する何らかの情報を知り得ている可能性は高いと言われている。...
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取り調べの際には関係文書の提出を求められた上で、上院からは取り調べおよび質問が行われる予定とのこと。
NBCニュースの発表では、ホワイトハウス内部関係者による二つのソースからは今月中旬に取り調べが行われると言われているが、三つ目のソースによると、日時の詳細は未定とのこと。
ホワイトハウス関係者によれば、クシュナー氏は必ずしも事件に関与しているわけではないとのことだが、ロシア疑惑に関する何らかの情報を知り得ている可能性は高いと言われている。クシュナー氏は選挙キャンペーン中からトランプ大統領を支援してきたため、選挙に関する運営データを管理および監視していたことから、その点について質問される可能性が高い。また、トランプ大統領の側近として常にアドバイザーとしての役割を果たしてきたことから、彼自身もプーチンとの秘密裏な通信のやり取りを行っていた疑惑がもたれている。
実際に、クシュナー氏の経営する会社所有のニューヨーク5番街のタワービルをロシア政府に秘密裏に購入してもらった疑惑もある。
また、クシュナー氏もフリン氏とつながっているとみられているので、同様にロシアの大物とも関係しているとみられている。実際にロイター通信によれば、ロシアの国有銀行の代表であるセルゲイ氏という人物はプーチンに任命された経緯もあり、クシュナー氏もアメリカのメガバンク等の大手銀行グループの代表者の一人として、会議に出席し同氏と面会したことがあるという。
元FBI長官のジェームズ・コミー氏は木曜日の証人喚問では、この一件について聞かれたが、「詳細は公には明かせません。」としている。
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