【Globali】
中国メディア、米中対立の中パンダ外交は非政治化案件と称賛(2024/10/19)10月17日付GLOBALi「首都ワシントンにジャイアントパンダ2頭が中国より到着」で報じたとおり、米中対立は相変わらずだが、パンダを通じての交流は依然続けられており、この程米動物園に24年振りに中国から貸与された2頭が到着した。中国国営メディアも、普段は米国案件のほとんど全てを批判的報道するにも拘らず、パンダ外交については非政治化案件だと称賛している。
10月16日付『環球時報』は、パンダは米中間の架け橋だと称賛する記事を掲載している。
米国側は、中国からのジャイアントパンダの到着を祝っている。 まず、受け入れ先の国立スミソニアン動物園(1891年開園)のブランディ・スミス副園長(2008年入園)は、“新しいパンダの到着は、当動物園での保護プログラムを更に発展させる上での「歴史的な瞬間」だ”と表明した。 一方、中国外交学院(1955年開校、外交部(省に相当)傘下の唯一の大学)の李海東教授(リー・ハイトン)は、“パンダの米貸与は、両国民族間の友情と繋がりが常に存在していたことの表れだ”とした上で、“米中関係の安定と協力の基盤は、市民社会に深く根差しており、それが二国間関係の安定を強化する役割を果たしている”とコメントしている。...
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