車内置き去り事故が発生したのは、米南部ルイジアナ州のイーストバトンルージュ郡で、7月30日朝に両親が生後6ヵ月の乳幼児を車に置き去りにしたまま出勤してしまい、夕方5時46分に車内で死亡しているのが発見されたものである。

両親は、デイケアサービス（保育園に相当）に預けるのを失念したためであり、目下同郡保安官が過失致死事件として捜査を始めている。...

車内置き去り事故が発生したのは、米南部ルイジアナ州のイーストバトンルージュ郡で、7月30日朝に両親が生後6ヵ月の乳幼児を車に置き去りにしたまま出勤してしまい、夕方5時46分に車内で死亡しているのが発見されたものである。

両親は、デイケアサービス（保育園に相当）に預けるのを失念したためであり、目下同郡保安官が過失致死事件として捜査を始めている。

なお、当日の現地の気温は112°F（44.4ºC）を記録していた。

一方、小児の車内放置事故根絶運動を行っているNPO法人KidsAndCars.orgによると、今年に入ってから上記事故を含めて16人の小児が犠牲になっている。

更に、記録が残る1990年代以降では、実に1,100人（毎年30人強、また3歳以下が約88％）もが車内放置によって死亡しているという。

（参考）日本における近年の車内放置による死亡事故：2022年5月新潟市で5歳児（父親の過失）、同年9月静岡県牧之原市で2歳児（幼稚園長の過失）、2023年8月北九州市で0歳児（両親の過失）、同年9月岡山県津山市で2歳児（祖母の過失）。