ウラジーミル・プーチン大統領(71歳、2000年就任)は、宮殿や外洋航行する豪華ヨットを保有する等、高価な趣味や富を国民から隠していることで知られている。そしてこの程、同大統領が、北大西洋条約機構(NATO、1949年設立)加盟国のイタリア製高級スーツを着て、ロシア人聴衆に向けてNATO非難の演説をしている姿が、西側メディアによってすっぱ抜かれている。
2月15日付英国
『ミラー・オンライン』は、プーチン大統領がこの程、イタリア製高級スーツを身にまとい、ロシア人聴衆に向けてNATOは“悪魔”だと演説している姿が捉えられたと報じている。
ウラジーミル・プーチン大統領は、野党・反対勢力の暴露報道で、密かに宮殿を構えていたり、豪華ヨットを保有しているとされている。
更に、配下の高官らには西側製品の使用を禁じているため、彼らは粗悪な国産公用車を使わざるを得ない。...
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2月15日付英国
『ミラー・オンライン』は、プーチン大統領がこの程、イタリア製高級スーツを身にまとい、ロシア人聴衆に向けてNATOは“悪魔”だと演説している姿が捉えられたと報じている。
ウラジーミル・プーチン大統領は、野党・反対勢力の暴露報道で、密かに宮殿を構えていたり、豪華ヨットを保有しているとされている。
更に、配下の高官らには西側製品の使用を禁じているため、彼らは粗悪な国産公用車を使わざるを得ない。
そうした中、同大統領が唯一特別だとする自己ルールが更に明らかになった。
すなわち、ロシアのSNS『テレグラム』(2013年設立)報道映像によると、同大統領が2月14日、モスクワで開かれた現代医療技術に関するフォーラムにおいて演説した際、着用したスーツの裏のロゴが映し出されたが、それがイタリア製高級紳士服ブランドのブリオーニ(1945年創業)のものだったからである。
同スーツは、市場価格で7千ポンド(約133万円)もする非常に高価なものである。
そればかりか、同大統領は演説の中で、NATOは腐敗した“悪魔”だとも非難していたが、イタリアは正にNATO設立時の原加盟国だからである。
なお、同大統領が2019年、国民から大きな反対があったにも拘らず断行した年金改革法の下、現在支給されている平均年金額は、僅か週38.49ポンド(約7,300円)であり、彼がまとったスーツが如何に庶民感覚からかけ離れているかは明らかである。
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