【Globali】
米国沿岸警備隊、6トンのコカインを積んだ潜水艦を拿捕(2019/09/26)
米国沿岸警備隊は24日、6トンのコカインを積んだ小型潜水艦を太平洋の海で拿捕することに成功した。南米からの薬物の密輸は今では潜水艦で行われるようになっており、今回のような小型潜水艦の拿捕は初めてではない。
『BFM TV』によると、今月、米国沿岸警備隊が太平洋南東の国際海域で定期的なパトロールを行っている際に潜水艦を拿捕したという。約1億4500万ユーロ(=約171億円)に相当する6トンほどのコカインが押収され、4人の乗組員は麻薬密売の疑いで逮捕された。
『フランス アンフォ』によると、現在、自作の小型潜水艦は南米の麻薬密売人が米国に麻薬を密輸するための新しい手段となっているという。そのため、米国沿岸警備隊は小型潜水艦の監視に力を入れている。...
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『BFM TV』によると、今月、米国沿岸警備隊が太平洋南東の国際海域で定期的なパトロールを行っている際に潜水艦を拿捕したという。約1億4500万ユーロ(=約171億円)に相当する6トンほどのコカインが押収され、4人の乗組員は麻薬密売の疑いで逮捕された。
『フランス アンフォ』によると、現在、自作の小型潜水艦は南米の麻薬密売人が米国に麻薬を密輸するための新しい手段となっているという。そのため、米国沿岸警備隊は小型潜水艦の監視に力を入れている。今年の6月には、18トンものコカインを積んだ小型潜水艦と5人の乗組員を逮捕したことが報道された。
小型潜水艦は、発見することが非常に難しく、麻薬密売人にとっては非常に信頼できる手段となっている。 米国当局は太平洋を横断する薬物の密輸のうち11%のみ押収できていると推測されている。
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デモやテロへの対応に多忙なフランス警察、自殺が急増(2019/03/15)
『BFM TV』や
『ロシア トゥデイ』によると、3月12日火曜日に、全国の警察の自殺者数増加を警告する集会が開かれた。フランス警察での自殺者が今年に入り急激に増加している。警察組合によると 2019年1月1日からの警察官18人が自殺した。
自殺者は、犯罪対策班(BAC)、機動隊(CRS)、国境警備隊、鉄道警備隊など様々な警察組織に及ぶ。昨年は、警官・憲兵あわせて88人の命が失われた。
集会に参加した警察組合Clipの代表、イザベル・ビラン・ぺレンヌ氏は『BFM TV』に訴えた。「警鐘を鳴らしてカスタネール内務大臣に呼びかけたい。」「フランス国家警察は深刻な問題を抱えている。警官達は苦しんでいる。」また、「「警官が自殺する時、多くの場合、個人的な理由が強調されるが、労働条件が関係していることは周知の事実であり、内務大臣にそれを認識させたい」と述べた。...
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自殺者は、犯罪対策班(BAC)、機動隊(CRS)、国境警備隊、鉄道警備隊など様々な警察組織に及ぶ。昨年は、警官・憲兵あわせて88人の命が失われた。
集会に参加した警察組合Clipの代表、イザベル・ビラン・ぺレンヌ氏は『BFM TV』に訴えた。「警鐘を鳴らしてカスタネール内務大臣に呼びかけたい。」「フランス国家警察は深刻な問題を抱えている。警官達は苦しんでいる。」また、「「警官が自殺する時、多くの場合、個人的な理由が強調されるが、労働条件が関係していることは周知の事実であり、内務大臣にそれを認識させたい」と述べた。
集会に参加した警官の1人は『BFM TV』に次のようにコメントした。「多くの警官は地方からやってきて、誰も知らないパリに配属される。そして家族から遠く離れた生活を余儀なくされているにも関わらず、社会生活を送ることができないような勤務時間体制下で働かされている。それが大変なプレッシャーになっている。」
『ロシア トゥデイ』の電話インタビューに答えた警官は「事実上3日に1人が自殺という割合に来ている。年末には何人になるというのか?120人か?」とコメントした。
火曜日の集会では、複数の警察組合・団体(UPNI、FFOC、Assopol、HS、Clip、MPC)がパリのトロカデロ広場に集まった。彼らは、自殺の波を食い止めるための解決策を考え出すために、カスタネール内務大臣との面会を求めて行進した。
2018年7月における上院の報告書で、警察官の自殺率は全国平均に比べて36%高いことが明らかになっている。
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