調査対象地域となった都市の中には、カナダ第二の都市モントリオール（人口170万人）、トロント大都市圏（GTA）の中でも裕福層が集まっているオークビル、またサスカチュワン州の広大なプレーリー地帯にあり州都でもあるレジャイナ、そしてブリティッシュコロンビア州北部の港湾都市プリンスルパートなどが含まれている。...

調査対象地域となった都市の中には、カナダ第二の都市モントリオール（人口170万人）、トロント大都市圏（GTA）の中でも裕福層が集まっているオークビル、またサスカチュワン州の広大なプレーリー地帯にあり州都でもあるレジャイナ、そしてブリティッシュコロンビア州北部の港湾都市プリンスルパートなどが含まれている。

カナダ『トロント・スター』によると、今回の結果は2014年に発覚した米国フリント市の水道水鉛汚染を上回る結果となっている。専門家は、全国的に拡がっている鉛汚染を、一触即発の公衆衛生危機であると指摘しているが、カナダ政府の水質監視は緩く秘密主義なため、多くのカナダ人は深刻な長期的な健康への影響に気付いていないのが現状となっている。

高濃度の鉛は、家庭に水を供給している古い鉛製の水道管が主な原因であることが確認されている。しかしカナダの鉛検査データはめったに公開されておらず、一部の市町村では、古くなった鉛製水道管が水を供給している約50万世帯を特定できているにもかかわらず、水質検査をする義務は特にない。

今回の大規模調査で、ブリティッシュコロンビア州のビクトリアからノバスコシア州グランドプレに至るまで、全国の32の都市や町をまわり、古い民家に住む住民に水質調査への参加を募ったところ、260家庭の水質検査のうち39％で現在の連邦ガイドラインを超えた鉛汚染が確認された。

『トロント・スター』は、カナダは、国の表面積の約12％を占める世界で3番目に大きい再生可能な淡水に恵まれており、そこから水を供給している。 またカナダは雪をかぶった山々、透き通った湖や勢いよく流れる川に定評のある世界の水大国かもしれない。しかし、水道水の鉛汚染は慢性的であり、時にはかなりの高濃度であることが今回判明したと報じている。

トロント警察のデビッド・ホプキンソン巡査はＵＳＡトゥデイに、負傷した被害者のうち2人は重傷だが、命に別状はない述べた。他の２人の負傷した被害者の情報はないとのことだった。

ホプキンソン巡査は容疑者の身元は起訴されるまで明かせないと述べた。...

トロント警察のデビッド・ホプキンソン巡査はＵＳＡトゥデイに、負傷した被害者のうち2人は重傷だが、命に別状はない述べた。他の２人の負傷した被害者の情報はないとのことだった。

ホプキンソン巡査は容疑者の身元は起訴されるまで明かせないと述べた。

ソーシャルメディアに投稿された映像では、数千人が逃げ惑う様子が写し出されている。

現場からトロント・スター紙のブルース・アーサー氏が、銃が発射されたとツイートした。

「目撃者の一人は４発発射されたといった。群衆が逃げた。犠牲者が倒れていて、群衆に囲まれて、救急処置を受けている。警察は現場から離れるように呼び掛けている。スピーチはまだ続いている」 「東側の群衆がまた逃げ始めた。警察が伏せろといっている。ああ、いや」とアーサー氏は付け加えた。

ラプターズのラジオ実況アナウンサーのマット・デヴリン氏が、事件があったが、落ち着くようにと群衆に呼び掛けた間、式典は少し中断した。

「私たちは祝うためにここに来ていて、それが私たちのしたいことだ。しかし、皆さん、落ち着いて、気をしっかり持ってください。対応しなければならない緊急事態が発生しています」とデヴリン氏は集まった群衆に語りかけた。

およそ２分の遅れで、式典は滞りなく終了した。