緊急事態宣言・全面解除の方針(5月25日)
政府は、東京など首都圏の1都3県と北海道で継続している緊急事態宣言を解除する方針を固め、25日に開く諮問委員会に諮ることになった。
4月7日から出されていた緊急事態宣言は、全面的に解除となる見通しである。
解除を判断する目安の1つが、直近1週間の新たな感染者数。10万人当たり0.5人程度以下とされている。東京は新たに14人の感染が確認。3日ぶりに10人を超えたが、10万人当たりの感染者は0.36人と目安を下回っている。...
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政府は、東京など首都圏の1都3県と北海道で継続している緊急事態宣言を解除する方針を固め、25日に開く諮問委員会に諮ることになった。
4月7日から出されていた緊急事態宣言は、全面的に解除となる見通しである。
解除を判断する目安の1つが、直近1週間の新たな感染者数。10万人当たり0.5人程度以下とされている。東京は新たに14人の感染が確認。3日ぶりに10人を超えたが、10万人当たりの感染者は0.36人と目安を下回っている。神奈川は新たな感染者が5人で、10万人当たりの感染者は0.70人で目安を上回っている。北海道は15人の感染が発表され、10万人当たりの感染者は0.76人と目安を上回っている。
安倍首相は関係閣僚らと共に、緊急事態宣言が続く地域の新たな感染者数の動向や、医療提供体制などについて報告を受け、対応を協議した。これを受けて政府は、首都圏の1都3県と北海道のうち、東京は「14人の感染者が新たに確認されたものの減少傾向に変わりはない」としたほか、神奈川や北海道も「感染経路が追えており、医療提供体制も改善している」などと述べた。
政府は諮問委員会の見解を聴いた上で、衆議院、参議院両院の議員運営委員会で報告と質疑を行った後、安倍首相が午後6時をめどに記者会見を行い、その後開かれる対策本部で正式に解除を決定することにしている。
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緊急事態宣言・関西は解除へ・首都圏・北海道は継続へ(5月21日)
新型コロナウイルスの特別措置法に基づく緊急事態宣言について、政府は大阪、京都、兵庫の関西2府1県で解除する一方、東京など首都圏の1都3県と北海道は継続する方針である。
きょう感染症の専門家などで作る諮問委員会に諮った上で、衆参両院の議院運営委員会で報告と質疑を行い、対策本部で正式に決定する。
宣言解除の目安のひとつは、直近1週間の新たな感染者数が10万人あたり0.5人程度以下となる。
政府は宣言継続の地域では引き続き外出自粛などに取り組むよう求めるとともに、解除された地域でも人との接触の削減などを継続するよう呼びかけることにしている。...
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新型コロナウイルスの特別措置法に基づく緊急事態宣言について、政府は大阪、京都、兵庫の関西2府1県で解除する一方、東京など首都圏の1都3県と北海道は継続する方針である。
きょう感染症の専門家などで作る諮問委員会に諮った上で、衆参両院の議院運営委員会で報告と質疑を行い、対策本部で正式に決定する。
宣言解除の目安のひとつは、直近1週間の新たな感染者数が10万人あたり0.5人程度以下となる。
政府は宣言継続の地域では引き続き外出自粛などに取り組むよう求めるとともに、解除された地域でも人との接触の削減などを継続するよう呼びかけることにしている。
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8都道府県の「宣言」解除・あさってにも判断へ(5月19日)
新型コロナウイルスでの重症化につながる可能性がある要因の1つがわかってきた。厚生労働省が公表した医師向けの診療手引の改訂版では、新型コロナウイルスの患者は、免疫が暴走して炎症を引き起こす物質が大量に出るなどし、血栓ができやすい状態になる人がいると推定されている。
その血栓が血管に詰まってしまうと肺で酸素が取り込めなくなるなどして重症化につながると考えられている。ヘパリンと呼ばれる薬などを使って血液が固まるのを防ぐ治療を推奨している。...
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新型コロナウイルスでの重症化につながる可能性がある要因の1つがわかってきた。厚生労働省が公表した医師向けの診療手引の改訂版では、新型コロナウイルスの患者は、免疫が暴走して炎症を引き起こす物質が大量に出るなどし、血栓ができやすい状態になる人がいると推定されている。
その血栓が血管に詰まってしまうと肺で酸素が取り込めなくなるなどして重症化につながると考えられている。ヘパリンと呼ばれる薬などを使って血液が固まるのを防ぐ治療を推奨している。
厚生労働省は、血栓は特に重症患者で呼吸不全の原因につながっていると考えられる。血栓症が起こっていないか注意深く見ることが重症化を回避するため非常に重要だとしている。
昨日、新たに10人の感染が確認された東京都では、20人を下回るのが4日連続となる。
政府は8つの都道府県で継続している緊急事態宣言を解除できるかどうか、明後日にも判断する予定である。
政府は、解除を判断する際の感染の状況について、直近1週間の新たな感染者数が10万人あたり0.5人程度以下になることを目安とするとしている。
8つの都道府県の状況では、一昨日までの1週間、10万人あたりの新たな感染者数では、東京、神奈川、北海道が目安の0.5人を超えている。
東京都が0.80人、神奈川県が1.05人、北海道が1.14人。大阪などは目安を下回っている。国の専門家会議は14日の提言の中で、関東や関西の行き来が多い生活圏の単位でも感染状況を検討している。
関東の1都3県は、0.68人と目安を上回っている。政府は、北海道と東京、神奈川の感染状況の推移を注視することにしている。
全国の状況では、昨日は午後9時半までに計31人の感染が新たに発表された。国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め1万6367人になった。
国内で感染した人の死亡は、768人となっている。
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8つの都道府県・宣言解除・21日めどに判断予定(5月18日)
東京や大阪など緊急事態宣言が継続している8つの都道府県について、政府は今週21日をめどに解除できるかどうか判断する予定である。
首都圏と関西は生活圏などを考慮し一体的に判断する構えで、解除できるかは東京や大阪の感染状況が焦点となる。
39県で緊急事態宣言が解除されてから初の週末であるが、きのう茨城県の漁港では買い物客で賑わった。
茨城県は県境をまたぐ往来を引き続き自粛するよう求めているが、東京や千葉など県外ナンバーも多く見られた。...
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東京や大阪など緊急事態宣言が継続している8つの都道府県について、政府は今週21日をめどに解除できるかどうか判断する予定である。
首都圏と関西は生活圏などを考慮し一体的に判断する構えで、解除できるかは東京や大阪の感染状況が焦点となる。
39県で緊急事態宣言が解除されてから初の週末であるが、きのう茨城県の漁港では買い物客で賑わった。
茨城県は県境をまたぐ往来を引き続き自粛するよう求めているが、東京や千葉など県外ナンバーも多く見られた。
きのう大阪府では新たな感染者は確認されなかった。感染が確認された人が0になったのは3月9日以来である。
東京都は新たな感染者は5人となり、東京都・小池知事は「この数字で感染が終わったと思わないほうがいい」とコメントした。
西村経済再生担当相は「気を緩めると再び感染拡大につながりかねない」と懸念を示した。
韓国では感染拡大の勢いが弱まっていたが、ナイトクラブで集団感染が発生し感染確認は168人となっている。
政府は、宣言継続の8都道府県では引き続き外出自粛などに取り組むよう求めるとともに、解除の39県でも感染を防ぐための取り組みを続けるよう呼び掛けている。
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新たな感染確認・東京で5人・大阪で0人(5月18日)
きのう東京都で確認された新型コロナウイルス感染者は5人、大阪はいなかった。新たな感染者が5人となった東京都。全員これまでに感染が確認された人の濃厚接触者であった。
1日に感染が確認される人が10人を下回るのは2日ぶりだ。
小池知事は「皆さんのご協力のおかげだ」とした上で「いったん緩めたらまた(数が)上がりかねない」とコメントした。
大阪府では、きょう新たな感染者は確認されなかった。...
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きのう東京都で確認された新型コロナウイルス感染者は5人、大阪はいなかった。新たな感染者が5人となった東京都。全員これまでに感染が確認された人の濃厚接触者であった。
1日に感染が確認される人が10人を下回るのは2日ぶりだ。
小池知事は「皆さんのご協力のおかげだ」とした上で「いったん緩めたらまた(数が)上がりかねない」とコメントした。
大阪府では、きょう新たな感染者は確認されなかった。感染が確認された人がゼロになったのは3月9日以来69日ぶり。昨夜午後8時の時点での状況である。
きょうは東京で7人、北海道で1人の合わせて8人の死亡が発表されている。新たに感染が確認された人は27人で国内で感染が確認された人は空港の検疫などを含め1万6337人になった。
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