幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「偽装不倫」第10話 最終回 9月10日(水) 22時
ドロドロかと思わせ、実はラブコメなテイストが楽しかった「偽装不倫」も最終回。
最終回に近づくにつれ、丈の病気がドラマに暗く影を落としていきます。
だんだんコメディ要素がなくなってきて一番の面白かったピークは過ぎてしまったなーという感じ。うーん残念。
話を終結させるためには致し方ないんだろうなーと言うようなちょっと辻褄が合わない、
見る方に脳内補正を要求するような展開がチラホラ。
案外小さな違和感も案外気になるんですよね…
また、この話で一番のキモな姉・葉子と風太、葉子の夫・賢治との三角関係。...
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ドロドロかと思わせ、実はラブコメなテイストが楽しかった「偽装不倫」も最終回。
最終回に近づくにつれ、丈の病気がドラマに暗く影を落としていきます。
だんだんコメディ要素がなくなってきて一番の面白かったピークは過ぎてしまったなーという感じ。うーん残念。
話を終結させるためには致し方ないんだろうなーと言うようなちょっと辻褄が合わない、
見る方に脳内補正を要求するような展開がチラホラ。
案外小さな違和感も案外気になるんですよね…
また、この話で一番のキモな姉・葉子と風太、葉子の夫・賢治との三角関係。
えっ!こういう決着のつけ方なの?!とけっこう驚きでした。
賢治…かわいそう。
しかし葉子はこれでいいんでしょうか??
こちらも何だかモヤモヤしてしまいました。
ラスト、一応ハッピーエンドだったのですが
なんかとってつけたような終わり方でなんだかスッキリしませんでした。
最後、鐘子の一人台詞とナレーションで無理やりいい感じにまとめて
終わってしまったような。
これはちょっと脚本がどうかなぁと不満が残りました。
原作は確か違う結末なはずでこんなことなら結末も漫画通りにすればいいのに
と、思いました。
ツッコミどころが多いのも悪くはないのですが
最初、結構期待していたので最終回は残念でした。
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「heaven?ご苦楽レストラン」第10話最終回 9月10日(火)22時ー
怪しい演出が満載だったけど何気に内容が深く、文字通り漫画みたいなドラマだったけど
だからこそ伝わる何かがありました。
最終回も大事なことがいっぱいつまってました。
店とお客様の距離感とか、自分の居心地の場所についてとか。
伊賀くんがちょっと毒親っぽいママに支配されているところから自立していく姿は
「凪のお暇」で描かれる凪の生きずらさの根本原因と似たものを感じました。
現代の若者の大きな悩みの1つなんでしょうか。...
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怪しい演出が満載だったけど何気に内容が深く、文字通り漫画みたいなドラマだったけど
だからこそ伝わる何かがありました。
最終回も大事なことがいっぱいつまってました。
店とお客様の距離感とか、自分の居心地の場所についてとか。
伊賀くんがちょっと毒親っぽいママに支配されているところから自立していく姿は
「凪のお暇」で描かれる凪の生きずらさの根本原因と似たものを感じました。
現代の若者の大きな悩みの1つなんでしょうか。凪も伊賀くんも真面目に人の顔色見ながら生きているけど
だんだん辛くなっていく感じですよね。
仕事はできるけどうまく息がつけない。こういう人って多そうです。
伊賀くんの場合は終始コメディタッチなので悲壮感はないですが。
そんな伊賀くんと正反対の「もうじゅう」みたいなオーナーが色々なものを蹴散らしながら前に進む姿に
ある種の理想が描かれているように感じました。
自由に生きていいじゃない。オーナーだけど客だっていいじゃない!おいしいものが食べたい!私の席は誰にも譲らない!!
欲とパワーにあふれたオーナーでした。
でも自分の大事なものをシンプルに守って居心地よく生きていくのも楽じゃないですよね、オーナー。
ラスト、まさかのロワンディシー解散からの落雷の下りは圧巻でしたね。
超ファンタジーでした。
ラストに舘ひろしさん演じる謎の紳士の正体も分かったし、なんてきれいにまとまった最終回なんでしょう。
ラストに近づくにつれキャストの息も合ってきてスタッフさんもいい意味で「やっちゃえ!」感を出してきて
なかなか楽しめるドラマになりました。
石原さとみさんで言えば「高嶺の花」より魅力的に見えたかな。
やっぱり他を圧する存在感と美しさがありますよね。その個性を遺憾なく発揮した作品となったと思います。
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「監察医 朝顔」第9話 フジテレビ 9月9日(月)21時ー
けっこうすごい展開なんですがドラマ全体の雰囲気は落ち着いているので
派手な印象はない、という独特の雰囲気で進んでいきます。
なんでかなー?と考えてみたところ「朝顔」はあまり派手な音楽を使わないんですよね。
でも、だから最後にかかる主題歌・折坂悠太・「朝顔」がじんわり効いてきます。
ここらへん、科捜研の女と真逆です。
同じく監察医が出てくるドラマですけど純粋に「いろんな表現方法があるもんだなぁ」
と感慨深くさえあります。...
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けっこうすごい展開なんですがドラマ全体の雰囲気は落ち着いているので
派手な印象はない、という独特の雰囲気で進んでいきます。
なんでかなー?と考えてみたところ「朝顔」はあまり派手な音楽を使わないんですよね。
でも、だから最後にかかる主題歌・折坂悠太・「朝顔」がじんわり効いてきます。
ここらへん、科捜研の女と真逆です。
同じく監察医が出てくるドラマですけど純粋に「いろんな表現方法があるもんだなぁ」
と感慨深くさえあります。
「科捜研」のダンスタイム好きですけどね。
あと「捜査一課長」のずーっとかかってるメインテーマとかも好きですけど(笑)
まぁそれは比較しても仕方ないのでおいといて(笑)
朝顔たちの親しい友人夫婦の妻が階段から転落して死亡した事故が夫のDVの末の「殺人事件」ではないかという
疑惑が持ち上がります。夫は殺人を疑われ取り調べられることに。
友人が亡くなっただけでなくその夫も疑われていることにショックを受け執刀できなくなってしまった朝顔。
そんな朝顔に厳しく接するチャコ先生。
チャコ先生の対応は厳しすぎるようにも感じましたが命をあつかう職業だからこれが普通なのかな。
その後、家に帰り夕食後のゆったりした時間に父にその話をする朝顔。このシーンは秀逸でした。
無駄のないセリフの中に朝顔と父・平の思いがいっぱい詰まっていて・・・
上野樹里さんと時任三郎さんの演技は最高でした。
脚本の根本ノンジは現在「サ道」も執筆中。
シンプルな言葉の中にたくさんの思いを詰められる作家だと感じました。
「サ道」の脚本も非常に良いし朝顔も根本執筆回は必ず心打たれるシーンがあるので
最近気になる脚本家。今後も作品が楽しみです。
父や夫との時間を経て試練を乗り越えた朝顔は再び友人の解剖にのぞむ決意を固めます。
友人たちの死の真相を晴らすことができるのか・・・
来週からはいよいよ最終章に突入。
夫に関して気になるシーンが予告にありましたけど、まさか・・・?
じわっと染みるこのドラマから目が離せません。
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「あなたの番です」第20話(最終回) 日テレ 9月8日(日)22:30-
ついに、ついに真犯人が分かった「あな番」
最終回3回前くらいからツイッター上でも犯人予想で盛り上がっていましたね。
こうやって同じ話題で盛り上がって視聴者も参加できるドラマってなかなかいいなと思いました。
全20話にわたる長いドラマでしたが放送される度にハマる人を増やしブームにまで押し上げたのは
秋元康の力なのか?わかりませんけど、制作陣の努力のたまものでしょう。
たくさんの俳優が出ていたのも魅力でありとあらゆるジャンルのいろんな人が出てましたね。...
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ついに、ついに真犯人が分かった「あな番」
最終回3回前くらいからツイッター上でも犯人予想で盛り上がっていましたね。
こうやって同じ話題で盛り上がって視聴者も参加できるドラマってなかなかいいなと思いました。
全20話にわたる長いドラマでしたが放送される度にハマる人を増やしブームにまで押し上げたのは
秋元康の力なのか?わかりませんけど、制作陣の努力のたまものでしょう。
たくさんの俳優が出ていたのも魅力でありとあらゆるジャンルのいろんな人が出てましたね。
小劇場ファンの人は特に楽しめたかな。アイドルファンの人も楽しめたでしょう。
そして田中圭さんの人気ってすごいんですね。
普通っぽくてちょっとウザい田中圭お得意のキャラでしたが「おっさんずラブ」と上手く棲み分けして
別の魅力を見せてくれました。
終わり方が意味深?というか難解でモヤモヤですがスッキリ終わられても違うなぁと思うし
あのくらいの謎を残した終わり方、私は好きでした。
続編や映画もあるかも、と思わせる終わり方でした。
最終回はひたすら黒島のサイコな素顔を明らかにするネタ晴らしが清々しく
救いが全くない感じが良かったと思います。
振り切るとこまで振り切ったドラマだったと思います。
もはやだれが死んで誰が生きてるのか途中から見た人には分からないところも多かったでしょうが
最終回前3回くらい見ただけでも楽しめたかと。
そしてhuluで第1話からじっくり見たくなるのではないかと推測します。
とにかくこちらのドラマには2か月間、祭りのように盛り上げてくれて感謝感謝です。面白かったです。
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「ノーサイドゲーム」第9話 TBS 9月8日(日)21時ー
毎回の白熱したラグビーシーンに感心します。
選手たちは演技しながらラグビーを、しかも設定にあった展開で行っているわけで
一体どうやって撮ってるんだろうと興味は尽きません。
編集もうまいですよね~
このシリーズの「下町ロケット・ヤタガラス編」ではトラクターの走行シーン、
そして「陸王」ではリアルな駅伝のレースシーンともはやお家芸です。
今回は敵チームのスクラムハーフに濱田岳さんが登場、なんですが
なんとセリフが一言もなくただラグビーをプレーしているだけの、本当のラグビー選手の役でした。...
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毎回の白熱したラグビーシーンに感心します。
選手たちは演技しながらラグビーを、しかも設定にあった展開で行っているわけで
一体どうやって撮ってるんだろうと興味は尽きません。
編集もうまいですよね~
このシリーズの「下町ロケット・ヤタガラス編」ではトラクターの走行シーン、
そして「陸王」ではリアルな駅伝のレースシーンともはやお家芸です。
今回は敵チームのスクラムハーフに濱田岳さんが登場、なんですが
なんとセリフが一言もなくただラグビーをプレーしているだけの、本当のラグビー選手の役でした。
なかなかおしゃれな使い方をしますよね
濱田岳さんもラグビーをやっていらしたようで
物語の方はいよいよラグビー部がピンチに・・・
君嶋GMとラグビー部の本当の敵は誰なのか。
滝川常務はなんだか味方になってくれそうな感じですね。
やっぱり、上川隆也さんをキャスティングしておいて悪役のまんまはないですよね!!
最終回に向けて登場人物の本当の顔がはっきりしてきました。
アストロズのレギュラー争い、リーグでの勝敗とトキワ自動車内でラグビー部がどう扱われるか
そして主人公・君嶋のどう人生を生きるかの選択という3つの柱でなっている物語で
様々な角度から楽しむことができるドラマ。
あとはちょっと盛り上がり方が分かりやすくないというか物語的カタルシスがもうちょっとあればなぁ・・・
と思います。あくまで「下町ロケット」とか「半沢直樹」と比較しての話ですが。
選手たちがどんなに頑張ってもチーム経営が縮小されれば台無しになるという正念場
君嶋はどう乗り切るのか、そして真の黒幕が分かった!?といったところで
あと数話盛り上げまくって欲しいなと思います。
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