幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「シグナル」第9話 フジテレビ 6月5日(火) 21時~22時
ついに大山(北村一輝)の白骨遺体が見つかった。
三枝(坂口健太郎)の兄が女子高校生集団暴行事件の主犯の冤罪を着せられ自殺した事件を大山が追ったことが死につながったのか?
また大山の遺体とともに発見された1枚の名刺。それは幼い頃に三枝が通った居酒屋の名刺だった。
三枝は大山が幼い自分を人知れず見守っていてくれたことを知る。
また事件の被害者の女性に話を聞いた三枝は自殺だと考えていた兄の死が他殺だったのではないかという考えに至る。...
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ついに大山(北村一輝)の白骨遺体が見つかった。
三枝(坂口健太郎)の兄が女子高校生集団暴行事件の主犯の冤罪を着せられ自殺した事件を大山が追ったことが死につながったのか?
また大山の遺体とともに発見された1枚の名刺。それは幼い頃に三枝が通った居酒屋の名刺だった。
三枝は大山が幼い自分を人知れず見守っていてくれたことを知る。
また事件の被害者の女性に話を聞いた三枝は自殺だと考えていた兄の死が他殺だったのではないかという考えに至る。
あと1回で最終回なのですがとても面白くなってきました。
今まで辻褄があわなかったりおかしなエピソードが出てきて白けたこともありましたが主人公、三枝の兄が関わった事件の話になってからはとてもいいです。
ひとつだけ、どうして警察が冤罪に関わった事件の親族が警察官になれたのかだけが気になるのですが・・・
本編で説明(セリフちょこっとでも)入れることはできなかったのかな。
今でも少々気になってしまうんですよね。
大山刑事と幼い三枝、会ってましたね。大山は無線機の相手が三枝だと知っているからそうしたのかもしれないですが、もし知らなかったとしても優しい大山ですからきっと見守っていたでしょうね。
幼い三枝には全くなにも告げず、ただそばで見守っていた大山。その姿を想像して現代の三枝は涙を流します。
ジーンとくるいいシーンでした。
そばで見守る北村一輝さんの演技がとても良かったです。北村さんは不器用で優しい大山のような人物も似合いますがキレたら怖いヤクザとか女ったらしの役もうまいんですよね~。
今回北村一輝さんは若作りの演技をしています。
実年齢とのギャップがちょっと苦しい面もありますがそれを越えるテクニックあるなぁ感じました。
事件のほうは兄の死が他殺だった可能性が濃厚になり一気にラストスパートに突入。
来週は15分拡大だそうですが間に合うのか?!
もう何回か延長してもいいのよ~と思っちゃいます!
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「花のち晴れ」第8話 TBS 6月5日(火) 22時~23時
ついに音(杉咲花)と天馬(中川大志)が付き合って、晴(平野紫燿)とメグリン(飯豊まりえ)が彼氏(仮)彼女(仮)として付き合うことに。
音は自分は天馬の彼女だ、メグリンよかったね、とまるで晴のことは忘れてしまったかの反応。
そんなある日メグリンの誕生日パーティが学園で開かれることになり音も招待されるが天馬の両親との食事会とバッティングしてしまい欠席することに。
そんな中、英徳に恨みを持つ者が学校に悪質な落書きをする事件が起こる。...
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ついに音(杉咲花)と天馬(中川大志)が付き合って、晴(平野紫燿)とメグリン(飯豊まりえ)が彼氏(仮)彼女(仮)として付き合うことに。
音は自分は天馬の彼女だ、メグリンよかったね、とまるで晴のことは忘れてしまったかの反応。
そんなある日メグリンの誕生日パーティが学園で開かれることになり音も招待されるが天馬の両親との食事会とバッティングしてしまい欠席することに。
そんな中、英徳に恨みを持つ者が学校に悪質な落書きをする事件が起こる。
犯人を特定しようとするC5だがブレスレットが映っているだけで特定には至らず・・・
そん中、メグリンの誕生日パーティが開かれる。
自分の気持ちが揺れてどうしていいかわからない音。だけどやっぱり天馬くんが好きだと納得させようとするけれど、一緒にいて楽しいのは晴みたいです。
メグリンはなかなか振り向いてくれない晴のためにいろいろ尽くします。晴も「こんなに好きになってくれる人いるだろうか」と考え、メグリンとちゃんと付き合う決心をするのですが心の中はどうなんでしょう。
今週も混迷の四角関係が続き、ヤキモキしちゃいましたね。
でもそれがいいんだけど。音だから身を引いたのよ!メグリンと付き合うなんてーと怒る愛莉(今田美桜)可愛いですね。
今週も出演者がみんなイケメン&可愛く写っていて心癒されました。これが大事です。
アイドル俳優がいっぱいのキラキラな雰囲気を堪能できるのが「花晴れ」の醍醐味ですから。
最近はバラエティ番組でもアイドルがキラキラする番組は減って、コントやお笑いをやる番組が増えてますよね。
それでも昔ながらのTHEアイドルって感じのものがやっぱり好きなアラフォーは多いと思うのでその層向けの22時枠かなと考えています。
内容から言うと小学生くらいの女子がハマる内容なんですがキラキラの癒しを求め中年も楽しく拝見。
結局は音と晴がくっつくのかもしれないけどそれまでのドキドキがたまらんのです!
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「ヘッドハンター」第8話(最終話) テレビ東京 6月4日(月) 22時~23時
全編を通じて強いメッセージ性と人間の本質を描いてきたこのドラマも最終回。
これまでは1話完結の構成でしたが最終回は主人公・黒澤(江口洋介)の過去、本当の顔は?など物語の根幹に関わるところに斬り込んでいきます。
黒澤は本当は悪者なのか!?まさかの最終回で仲間裏切りある?
などドキドキする展開。さらに黒澤の元上司で現在は大物政治家である藤堂(堀部圭亮)が指図する国有地払い下げに関する財務省の文書改ざん問題が関わってきます。...
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全編を通じて強いメッセージ性と人間の本質を描いてきたこのドラマも最終回。
これまでは1話完結の構成でしたが最終回は主人公・黒澤(江口洋介)の過去、本当の顔は?など物語の根幹に関わるところに斬り込んでいきます。
黒澤は本当は悪者なのか!?まさかの最終回で仲間裏切りある?
などドキドキする展開。さらに黒澤の元上司で現在は大物政治家である藤堂(堀部圭亮)が指図する国有地払い下げに関する財務省の文書改ざん問題が関わってきます。
しょっぱなの財務省職員・川瀬(山本耕史)が子どもに語る「いいか、嘘つきは泥棒のはじまりなんだよ」というセリフから皮肉の意味合いを感じ取れます。
今回のお話は毎日私たちがニュースで聞いているような話。
ドラマの中のパラレルワールドでも財務省は決済文書を改ざんして国有地を不当な安値で払い下げていた。
払い下げた政治家の藤堂には不正献金の疑いも。
ここまでリアルに描いていいの?と心配になるほど現実世界とリンクしています。
でも・・・
ドラマの世界では文書の改ざんさせられていた川瀬を黒澤がヘッドハント。
年収は下がっても嘘をつく仕事よりずっといい仕事だと転職を勧めます。
役人のプライドもありなかなか思い切れない川瀬ですが役人世界の窮屈さ、下は汚い仕事をさせられ上は何もなかったかのように下に押し付けてくる、そんなことが重なり決意を固めた川瀬は文書を改ざんしていることをマスコミに洗いざらいぶちまけます。
財務省の決済文書改ざん問題で自殺された方がいましたが、今回の川瀬のモデルはその方なのかなとふと思いました。
もし現実世界にも黒澤がいたら・・・
マスコミの前で不正を暴いていたら、どうなっていただろうと思いました。
現実社会のクソったれ感をこのドラマは皮肉たっぷりに見事にスカッと晴らしてくれました。
これほどまでに知的でクールなドラマがかつてあっただでしょうか。
テーマソング「Baby don’t cry」Beverlyもドラマの雰囲気に合ってとても良かったです。
最終回の結末をみるとなんだかパート2があってもいい感じですね~
期待してしまうな!ぜひパート2もお願いします。
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「コンフィデンスマンJP」第9話 フジテレビ 6月4日(月)21時~22時
いやぁ~今回も胸がすくような面白さ!!
今回はプロスポーツチームを買収してはポイ捨てする億万長者から金を巻き上げるお話。
こういう横暴なオーナー、いるんですかね?うん、なんだかいそう。
株式会社モスモス代表・桂(小池徹平)は興味のあるマイナーなプロスポーツクラブを適当に買収、なぜか人気が出たり強くなると文句をつけ、有力選手を外し、挙句の果てにはポイ捨てする。
捨てられたクラブはその後の立て直しに四苦八苦することに。...
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いやぁ~今回も胸がすくような面白さ!!
今回はプロスポーツチームを買収してはポイ捨てする億万長者から金を巻き上げるお話。
こういう横暴なオーナー、いるんですかね?うん、なんだかいそう。
株式会社モスモス代表・桂(小池徹平)は興味のあるマイナーなプロスポーツクラブを適当に買収、なぜか人気が出たり強くなると文句をつけ、有力選手を外し、挙句の果てにはポイ捨てする。
捨てられたクラブはその後の立て直しに四苦八苦することに。
そんな横暴な桂かを騙して金を奪い取ろうと計画するダー子(長澤まさみ)ボクちゃん(東出昌大)リチャード(小日向文世)。
まずは卓球に食いつくだろうと強豪卓球チームを買わせようとするが見向きもされない。
そこでバスケはどうかと偽のバスケチームを作るが・・・
このバスケチームをつくる下りがかなりアホ臭くて最高でした。
手当たり次第に声をかけ、バスケ未経験のただの背が高いトルコ人とかヤンキーや元バスケ選手のホームレスとか寄せ集め、CGと特殊効果で宣伝用の映像を作る。
ただのネタみたいなギャグシーンがけっこうあるんですけどちゃんと規定の45分間で話が落ちるんですね~
素晴らしい脚本。
ネタと本筋の比率が最高。今回は卓球のくだりに本物の卓球選手・平野美宇さんがご出演していました。
平野さんのセリフ、かわいかったです。卓球は本当にうまいですね!当たり前だけど。
中国人選手になりきったダー子とボクちゃんとかハマりすぎててかなり受けました。
スポーツを馬鹿にしているかと思えばスポーツの本当の良さを感動的に描くところもある、人を食った展開にこちらも翻弄されます。
オーナーの意向に背いてチームがどんどん強くなってスポーツの良さをダー子が桂に説くシーンなんか普通に感動しそうになりました。
でも待てよ!!そんなはずない、と思っていると案の定、ダー子さんはお金にしか興味ない人だったんだ!騙された!
ダー子役の長澤まさみさんはこの役でなんか賞をとって欲しいくらい素晴らしい。
インチキ臭さがすごい!!こんな女優さん他にいないです。
今回ゲストの小池徹平さん、目がイッちゃってる感じの億万長者だけどスポーツにコンプレックスがすごいという役どころにピッタリでしたね。こういうアクの強い役も行けるんだなと新たな発見でした。
もう来週最終回なんて淋しい~
でも映画化ですってよ!!どんなしかけ満載のストーリーか楽しみです。
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「崖っぷちホテル!」第8話 日テレ 6月3日(日)22時30分~23時30分
ホテルインヴルサに女王さま来たる!!
マナヒラ王国という国から国王と7人の美しき女王さまたちが来日。なぜか選ばれたホテルは崖っぷちのインヴルサ。
女王さまたちは実は非常に仲が悪く、王位継承で揉めていた。
いろいろ無理難題を押し付ける女王様達だが、このホテルに来た理由は国王がかつて経験した「わすれられないディナー」を経験するためだということが分かり・・・
先週、買収騒動が収まったインヴルザですが今回は超VIPのおでまし。...
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ホテルインヴルサに女王さま来たる!!
マナヒラ王国という国から国王と7人の美しき女王さまたちが来日。なぜか選ばれたホテルは崖っぷちのインヴルサ。
女王さまたちは実は非常に仲が悪く、王位継承で揉めていた。
いろいろ無理難題を押し付ける女王様達だが、このホテルに来た理由は国王がかつて経験した「わすれられないディナー」を経験するためだということが分かり・・・
先週、買収騒動が収まったインヴルザですが今回は超VIPのおでまし。
時貞(渡辺いっけい)はきっと失敗して悪評が立つと不安を煽り立てるようなことばかり言う。
なんてネガティブシンキングなんでしょう!
それに引き換え副支配人の宇海(岩田剛典)は大チャンス!ワクワクして仕事しましょう~と超ポジティブシンキング。
宇海さんの「ワクワク」ポーズはちょっとわざとらしくて気になるけどアイドルの岩ちゃんがやるからまぁいいか。
副支配人・宇海と総料理長のハル(浜辺美波)のポジティブキャラはともすればウザくなりがちですが、この2人が突き抜けているのでそれはあまり感じさせない。
これは演者本人の持つ魅力のたまものでしょう。
脚本は相変わらず辻褄の合わないところや雑なところもあるけれど全体的にはよくまとまって面白い回でした。
お金持ちの国の女王さま7人がお客さまというだけでリアリティも辻褄合わせも、なんもかもどーでもいいか!!と思ってしまいます。
ファンタジーです。
ラストのキャンドルいっぱいの映像がとても綺麗でした。
隙はたくさんあるけど日曜の夜に眺めて元気になって明日も仕事がんばろうと思えるドラマ。
それはそれでいいじゃないか。
そして渡辺いっけいさん、鈴木浩介さん、りょうさん、ベテランさんのテクニックが光ります。
今回、ちょっとアドリブっぽいところ多かったですね。
そんなシーンもちょっと入るお楽しみもニクいです。
さて、来週からはいよいよ本題に入るか!!??崖っぷちホテルが大繁盛??
急に来た感が否めないけど、ついにお話が動くかも。乞うご期待!!!
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