幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「ブラックペアン」 第8話 TBS 6月10日(日)21時~22時
ううーーん、ちょっと展開が・・・
迷走していますね。
東城大vs帝華大の構図、わかりやすいですが部屋を占拠されたりカエサル手術チームから東城大を追い出したりというのが安っぽいエピソードに感じてしまいます。
そしてまた大口をたたいていた帝華大の西崎教授(石川猿之助)が手術を失敗して渡海(二宮和也)が助ける。
ワンパターン。
話が全然進まないし・・・
しかし、ブラックペアンがレントゲンに写っている患者さん、やっと出てきそうですね。...
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ううーーん、ちょっと展開が・・・
迷走していますね。
東城大vs帝華大の構図、わかりやすいですが部屋を占拠されたりカエサル手術チームから東城大を追い出したりというのが安っぽいエピソードに感じてしまいます。
そしてまた大口をたたいていた帝華大の西崎教授(石川猿之助)が手術を失敗して渡海(二宮和也)が助ける。
ワンパターン。
話が全然進まないし・・・
しかし、ブラックペアンがレントゲンに写っている患者さん、やっと出てきそうですね。
もうちょっと早くから佐伯教授のブラックペアンの謎をやっても良かったのではないでしょうか。
話の軸がよくわからなくて何が言いたいドラマなのか全くわからなくなっています。
原作小説を読んだのですがめっちゃ面白いです。
これがどうしてこうなるのか・・・残念でなりません。
というか、ドラマはほとんどオリジナルストーリーですよね?
登場人物の人物造形も違いますし。
本来はもと世良(竹内涼真)の視点で進める話のはず。主人公は世良です。
視点が定まっていないので視聴者は誰に感情移入していいかわからりません。
主役と思っていた渡海先生はダークヒーローすぎて感情移入はできないし。
なんかお話を色々いじりすぎなのではないかと思いました。
外科医を目指す青年の話で良かったのにと思います。そこにタイプの違う渡海と高階(小泉孝太郎)という2人の医師がいる。
スナイプやカエサルという手術ロボットを使うか1人の天才外科医が執刀するか、対立する考え方の中でいろいろな経験をして外科医としての自分を形成してく。
二宮さんを主役にするならもっと二宮さんが若い時に世良役で見たかったなぁ。
そして佐伯教授(内野聖陽)の役はもっとおじいさんで良いのではないか?
佐伯教授が心臓に疾患を抱えているというエピソードまで飛び出してこれには失笑もの。
なんで医療ドラマはすぐに医者が重大な病気になるのー。
もうこのパターンは禁止にして欲しい。
色々イラつきながらみてしまいましたがそんな中でも趣里さんは素晴らしい。
主なシーンは1つだけでしたが見入ってしまいました。素晴らしい女優さん。
がんばれ猫田さん。
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「あなたには帰る家がある」第9話 TBS 6月8日(金)22時~23時
秀明(玉木宏)の部屋から綾子(木村多江)が出てくるのを見てしまう真弓(中谷美紀)。離婚はしたものの、家族としての気持ちがもどりつつあった真弓だが一気に冷めてしまう。
そんな中、高校の後輩でカレーショップを営む圭介が真弓に思いを寄せてくる。結婚は考えず気楽な恋愛ならストライクゾーンも広がると気楽に考える真弓だが、何だかんだと綾子の影がちらつく。茄子田太郎(ユースケサンタマリア)と綾子と秀明をどうするか話し合ううちに2人の距離はぐっと縮まるが…
先週は親子の絆は健在だと確認しましたが、またまた綾子のせいでこんがらがる糸。...
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秀明(玉木宏)の部屋から綾子(木村多江)が出てくるのを見てしまう真弓(中谷美紀)。離婚はしたものの、家族としての気持ちがもどりつつあった真弓だが一気に冷めてしまう。
そんな中、高校の後輩でカレーショップを営む圭介が真弓に思いを寄せてくる。結婚は考えず気楽な恋愛ならストライクゾーンも広がると気楽に考える真弓だが、何だかんだと綾子の影がちらつく。茄子田太郎(ユースケサンタマリア)と綾子と秀明をどうするか話し合ううちに2人の距離はぐっと縮まるが…
先週は親子の絆は健在だと確認しましたが、またまた綾子のせいでこんがらがる糸。サイコ女の綾子ですが彼女の過去が今回少し明らかになりました。
栃木のお母さんが危篤だと告げる茄子田太郎の目の前で「あなたとは行きたくない。あなたと行くくらいならお母さんの死に目に会えなくてもいい」と秀明に連れて行って欲しいとすがる綾子。
ここまで言われるとは茄子田先生、復縁は不可能ではないですかね?太郎に罰を与えるかのような綾子の態度に対し、茄子田は辛抱強く帰ってこいと諭す。いけ好かない茄子田ですが誠実ないい所もちょっとはあるのです!
今回はユースケサンタマリアさんが茄子田の素敵な面をチラチラ見せてくれました。ちょっとファニーな表情、誕生日の歌は腹から歌う。太郎の顔の奥からチラッと見える別の面。このチラッとがいいんです。脚本も演技もその分量を、いい塩梅で出してくれました。
綾子は実家とは疎遠だったんですね。
綾子の姉に森口瑤子さん。
出番は少ないですが姉妹の間に埋められない溝があるのがハッキリ分かる演技。素晴らしい!
やっぱり演技はちょい出しが効きますね。
ちょっとしたことを印象深く残して積み重ねる大人のドラマ。展開はかなりカオスですがどう決着するのかさらに興味は募ります。最終回まであと2話です!
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「正義のセ」第9話 日テレ 6月6日(水)22時~23時
今週は痴漢冤罪のお話でした。
ある日、凜々子(吉高由里子)が過去に担当した痴漢事件の真犯人が逮捕され、「冤罪」だったことが発覚する。
凜々子が起訴した被疑者・村井直陽(東幹久)は、取調べでも素直に容疑を認めていたため、確信を持って起訴に踏み切ったはずだった。
(公式HP あらすじ より)
検事として誠実に、冤罪だけは出さないようにと努力してきた凛々子はショックを受けます。
周りの人は凛々子を心配しなぐさめますがマスコミは容赦なく書き立て、凛々子は検事を続けていいか思い悩みます。...
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今週は痴漢冤罪のお話でした。
ある日、凜々子(吉高由里子)が過去に担当した痴漢事件の真犯人が逮捕され、「冤罪」だったことが発覚する。
凜々子が起訴した被疑者・村井直陽(東幹久)は、取調べでも素直に容疑を認めていたため、確信を持って起訴に踏み切ったはずだった。
(公式HP あらすじ より)
検事として誠実に、冤罪だけは出さないようにと努力してきた凛々子はショックを受けます。
周りの人は凛々子を心配しなぐさめますがマスコミは容赦なく書き立て、凛々子は検事を続けていいか思い悩みます。
今回はちょっとシリアスな内容でした。凛々子の仕事に対する矜持も聞けて良かったです。
痴漢の被疑者・村井役は東幹久さん。失礼ながらぴったりな役でした。
痴漢の役ってちょっと躊躇すると思うのですが、堂々演じておられて良かったです。
いい意味での小物感が漂っていました。
できない新人検事としての凛々子の描写がこれまで多かったことから失敗のエピソードに同情できずやっぱりなぁ~と感じてしまうのが残念なところでした。
周りも優しすぎに感じましたがそれがこのドラマの持ち味なので仕方ないか。
こういう世界観なんだと思って納得しました。
でもやっぱり横浜地検のみんなの飲み会のシーンを見てると「この人たちに事件を取り扱ってもらいたくない~~」と感じてしまう自分はひねくれ者でしょうか。
人物の描き方が幼すぎなんですよね。そういう一面があるのはいいけど。
来週ついに最終回!連ドラが終わっていくシーズンになると寂しさを感じます。
いろいろ文句を言ってきたこのドラマですが終わるとなるとちょっと寂しいな。がんばれ凛々子!
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「モンテクリスト伯」第8話 フジ 6月7日(木)22時~23時
自殺した南条(大倉忠義)は愛梨(桜井ユキ)によって一命を取り留める。
怒り狂う真海(ディーンフジオカ)。入院中の南条に薬を投与して殺そうとするがすみれ(山本美月)に見つかってしまう。
お前が手を下せとすみれに迫る真海。すみれは自分がやると言うが娘の存在がそれを思いとどまらせる。
一方、入間(高橋克典)の妻、瑛理奈(山口紗弥加)は美蘭(岸井ゆきの)を信一朗(高杉真宙)の目の前で殺害しようとするが・・・
人間関係が入り組んで複雑なため、途中から見るのはかなりハードルが高い感じになっています。...
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自殺した南条(大倉忠義)は愛梨(桜井ユキ)によって一命を取り留める。
怒り狂う真海(ディーンフジオカ)。入院中の南条に薬を投与して殺そうとするがすみれ(山本美月)に見つかってしまう。
お前が手を下せとすみれに迫る真海。すみれは自分がやると言うが娘の存在がそれを思いとどまらせる。
一方、入間(高橋克典)の妻、瑛理奈(山口紗弥加)は美蘭(岸井ゆきの)を信一朗(高杉真宙)の目の前で殺害しようとするが・・・
人間関係が入り組んで複雑なため、途中から見るのはかなりハードルが高い感じになっています。
ずっと見ていても「どうしてだっけ??」と思うこともあるくらい。
南条は生きていましたね~
さらに入間は真海が柴門暖だったと確信しています。
もう一度牢獄に送ってやると脅す入間と入間が警察官にあるまじき行為、
不義の子を殺害しようとしたことを切り札に脅し返す真海。高橋克典さんのTHE 悪者という演技、最高でした。
ディーンさんとの2ショット、かっこよかったです。
絵になるとはこのこと。一歩も引かない2人のやりとりに痺れました。
復讐も終盤を迎え、真海も無傷というわけにもいかなくなってきたようです。
美蘭殺害計画を知った真海は信一朗に解毒剤らしき薬を渡し、何かあったら飲ませろといいます。
瑛理奈の飲ませた少量の毒を消すためにその薬を飲ませる信一朗ですが美蘭は泡を吹いて倒れてしまいます。
えっ?どういうこと??真海さん、どういうつもり??
信一朗に「君には幸せになって欲しい」と言った真海の言葉はなんだったのか?
そして神楽(新井浩文)はどうなっちゃうの?
・・・・と思っていると来週の最終回はたっぷり2時間スペシャルです。
決して高視聴率の番組ではなかったのに最終回2時間スペシャルって高待遇、数字で測れない高評価を局も理解してくれたのだとしたら嬉しいです。
しかし2時間で決着つくのだろうか??早く見たいとウズウズしてしまいますね~
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「警視庁捜査一課長」第9話 テレ朝 6月7日(木)20時~21時
今日のご遺体は手首に輪ゴムをはめたご遺体。
そして不自然なまでに乱れがなく季を付けの姿勢で死んでいる。
死因は橋の欄干からの転落死で欄干からは藍染の手ぬぐいの繊維片が発見される。
今日もきっちりパターンにのっとった物語構成!素晴らしい。
このブレのなさは賞賛に値します。
そして視聴率が良いのですよ、このドラマ。コンスタントに10%は超えてきます。
西郷どん、ブラックペアンとはってます。...
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今日のご遺体は手首に輪ゴムをはめたご遺体。
そして不自然なまでに乱れがなく季を付けの姿勢で死んでいる。
死因は橋の欄干からの転落死で欄干からは藍染の手ぬぐいの繊維片が発見される。
今日もきっちりパターンにのっとった物語構成!素晴らしい。
このブレのなさは賞賛に値します。
そして視聴率が良いのですよ、このドラマ。コンスタントに10%は超えてきます。
西郷どん、ブラックペアンとはってます。大したもんです。
このワンパターン化されているのが視聴者の安心感を呼ぶのでしょう。
2時間ドラマのレギュラー枠も少なく、時代劇もNHK以外ほとんど制作されていない昨今、夕食時に高齢の視聴者が気軽にみられるドラマが少ないというのも人気の秘密かもしれません。
21時台のドラマでもけっこうエグい殺人シーンがあったりしますからね。
家族で安心してみられる番組は案外少ないのかもしれません。
今週のおはなし。超几帳面な弁護士・堅物英里子(安藤玉恵)は息子を殺された過去を持つ犯罪被害者。
殺害された2人が英里子の息子の死に関わっている。
きっちりした性格でルールを破るのが大嫌い。死体と同じく手首に輪ゴムをはめている。
ここまできていつも捜査一課長を見ているファンなら必ず思うはず。
「英里子は犯人じゃない」
はい、そのとおり!犯人じゃありませんでした。でも真犯人は納得いく人物でしたよ。
本筋の事件ではなくいろいろほかの事でおもしろすぎるこのドラマですがやっぱりすごく面白い!理屈抜きで。
今回も「見つけのヤマさん」が証拠品を発見するところ、いいですね~
来週はいよいよ最終回。なんと2時間スペシャルですよ。
「捜査一課長」とその後の「モンテクリスト伯」合わせて4時間ドラマ見っぱなしの木曜日になりそう。
非常に楽しみです!!
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