幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「絶対零度」フジ 7月9日(月)21時~22時15分
7月期の月9は以前、上戸彩主演で2作制作された「絶対零度」シーズン3。
前のシリーズを見ていなかったので知らなかったのですが今回、キャストは山内徹(横山裕)以外総取っ替えのようです。
捜査内容も以前の2作とは全く違っていて「犯罪を未然に防ぐ」未然犯罪捜査班ということになっています。
主演は沢村一樹さんで前作には全然出ていなかったとのこと。
じゃあ一体何が絶対零度なのかい?と言いたくなりますが・・・・
全く新しいドラマでいいと考えて大丈夫なんですよね。...
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7月期の月9は以前、上戸彩主演で2作制作された「絶対零度」シーズン3。
前のシリーズを見ていなかったので知らなかったのですが今回、キャストは山内徹(横山裕)以外総取っ替えのようです。
捜査内容も以前の2作とは全く違っていて「犯罪を未然に防ぐ」未然犯罪捜査班ということになっています。
主演は沢村一樹さんで前作には全然出ていなかったとのこと。
じゃあ一体何が絶対零度なのかい?と言いたくなりますが・・・・
全く新しいドラマでいいと考えて大丈夫なんですよね。
シリーズものだと前作を見ていないとなんとなく見始めるのにハードルが高くなりますが新しいドラマだと思うと逆に見やすいです。
そういう意味でタイトルを「絶対零度」としたのはなぜなんだろう。
これから何か関連してくるのでしょうか。
とはいえ、前作まで主演だった上戸彩さんもちょっとですが出演しています。
公式ホームページなどでは大きく上戸彩さんを取り上げているのでまだけっこう出るのかな。
と思って見ていたら今回のラストシーンでは変わり果てた姿となった桜木泉(上戸彩)の姿が!!!
これはなにかの伏線なんでしょうか。うーーーん、気になる。
捜査班のメンバーですが沢村一樹さんを始め個性あふれるメンバーになっています。
しかし第1回目はなんだかまだちょっと役柄がしっくりきていないように感じてしまいました。
それぞれキャラ設定をして演じているのでしょうがピシッとはまっていない、みたいな。
第1話あるあるですね。そこらへんの精度が上がるともっと面白くなると思います。
内容はしっかり作りこまれたドラマで演出もよかったし面白かったです。
でも15分拡大しなくても良かったかも。途中冗長なところがありました。
拡大は初回ではなく話が佳境になってからでもいいのではないかと思いました。
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「はぐれ署長の殺人急行4」TBS 7月9日(月)20時~23時
ホンジャマカの恵俊彰さんが主演のサスペンスシリーズ。
今回で4回目だそうです。
北斗鉄太郎は本当はスーパーエリートの警察官なのに濡れ衣を着せられ左遷され警察署長となり地方を転々としているという設定。
鉄太郎は熱心な鉄ヲタで、4人の子どもたちに列車の名前をつけている。
事件はタイトルからもわかるとおり殺人事件でトリック内容は鉄道トリック・・・
というのが基本スペックみたいです。
それを踏まえて視聴しましょう。...
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ホンジャマカの恵俊彰さんが主演のサスペンスシリーズ。
今回で4回目だそうです。
北斗鉄太郎は本当はスーパーエリートの警察官なのに濡れ衣を着せられ左遷され警察署長となり地方を転々としているという設定。
鉄太郎は熱心な鉄ヲタで、4人の子どもたちに列車の名前をつけている。
事件はタイトルからもわかるとおり殺人事件でトリック内容は鉄道トリック・・・
というのが基本スペックみたいです。
それを踏まえて視聴しましょう。
まずは「長い!」3時間スペシャル!?なんで?という感じですがずっとかぶりつきで見る人は少ないかも?なので事件の内容などはそれほど多岐に渡っておらず途中でお風呂に入ってまたつけてもそんなに進展してなくて内容についていけるというとっても親切設計のドラマでした。
これって何気に制作側のテクニックいりますよね。
あと、政治家の不正献金を説明する際に「ひるおび」みたいなわかりやすい表を出してきて関係性を示していて本当に親切。
また鉄道のダイヤグラムを使った謎解きの時も何も書いてないダイヤグラムで説明した後に内容を書き込んだもう一枚のダイヤグラムを見せて説明するなど言葉だけでなくちゃんとわかりやすくしていることに感動しました。
これって高齢者向けの番組なんでしょうか?
我が家・坪倉由幸さんがワケありの新聞記者役でご出演。
坪倉さんお芝居上手ですよね。今回の役も良かったです。
恵さんと坪倉さん2人だけのシーンとかあるのですがコントにならずにちゃんと芝居になっているのが面白かったです。
周りも勝村政信さん、山下容莉江さん、松澤一之さんら小劇場出身オールズターズで楽しめました。
ほんわかした内容で長時間見ても胃もたれしません。こういったドラマも必要ですね。
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「限界団地」第4話 フジテレビ 7月7日(土)23時40分
オトナの土ドラの名に違わぬちょっと怖めの展開になってきた「限界団地」。
今週はますますエスカレート!!寺内さん(佐野史郎)の狂気がついに本気モードに。
2人の間のヒミツだった50年前の殺人を住民にバラそうとした要介護のおじいちゃん(山谷初男)
ピンチに陥っています。ボケていると住民に思われておりおじいちゃんの告発は無視されている状態。
寺内さんの策略は今のところ見事にハマっています。
おじいちゃん、寝たきりなのかと思っていたらまさかの大活躍でした。...
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オトナの土ドラの名に違わぬちょっと怖めの展開になってきた「限界団地」。
今週はますますエスカレート!!寺内さん(佐野史郎)の狂気がついに本気モードに。
2人の間のヒミツだった50年前の殺人を住民にバラそうとした要介護のおじいちゃん(山谷初男)
ピンチに陥っています。ボケていると住民に思われておりおじいちゃんの告発は無視されている状態。
寺内さんの策略は今のところ見事にハマっています。
おじいちゃん、寝たきりなのかと思っていたらまさかの大活躍でした。
山谷初男さん、80代ですがけっこう激しい芝居をされていてお元気だなぁと感心。
佐野史郎さんの怪演がとにかく見事すぎ。これだぁ!!って感じです。
ダンチマンになって団地内を走り回る姿は「冬彦さん」を彷彿とさせました。
素晴らしい主演を迎え、ドラマはどんどん面白くなってきています。
第4話でニート引きこもり?の自治会長さん(山崎樹範)を探偵に仕立て上げ起業させる
寺内さん。お金の力で自治会長を支配下に置いて自分の気に入らないやつを告発していくのでしょうか。
物語の流れが1話完結でもなく前へ前へ進んでいくので次が知りたくてワクワクしてしまいます。
10話のドラマだとだいたい5話6話あたりネタ切れでつまらなくなりますがこのドラマは
右肩あがりにエスカレートする一方。うまい構成だと思います。
サスペンスとしても現段階で何人殺したのかわからないくらいになってるし最後はどう結末するんでしょう。
「モンテクリスト真海」みたいに美しく破滅する?いや寺内さんのほうが真海さんよりしぶとそうだから
逃げ切っても面白そう。とにかく佐野史郎さん絶好調なのでまだの方はぜひご覧になってください。
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「嫌われ監察官・音無一六スペシャル」 テレ東 7月6日(金)20時~21時48分
監察官ってどんな職業なんでしょう?ちょっと馴染みがないですよね。
監察官は「警察の中の警察という異名を持ち警察内の不正を取り締まる」のだそう。
警察の「風紀委員」みたいなものなんですね。
だから一六は警察官からは嫌われている・・・という設定。
音無一六役の小日向文世さんの風貌からは嫌われる要素はないですが
なんでもズバズバ言ってしまう感じはありますね。歯切れのよいセリフ回しがその性格をよく表しています。...
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監察官ってどんな職業なんでしょう?ちょっと馴染みがないですよね。
監察官は「警察の中の警察という異名を持ち警察内の不正を取り締まる」のだそう。
警察の「風紀委員」みたいなものなんですね。
だから一六は警察官からは嫌われている・・・という設定。
音無一六役の小日向文世さんの風貌からは嫌われる要素はないですが
なんでもズバズバ言ってしまう感じはありますね。歯切れのよいセリフ回しがその性格をよく表しています。
1年に1回のシリーズらしく今回は5回目。そのためかチームワークがよく安定した感じがドラマからも感じられます。
死亡の溝呂木刑事役は堀内敬子さん。今回、一六の弟として万丈二六という人物が出てきますが演じるのは遠藤憲一さん。
小日向さんと遠藤さんが兄弟なんて!ちょっと似てもにつきませんが、それ自体をネタにしています。
全編を通じて遠藤憲一さんの顔が怖い押しが何度もあってベタだけど笑ってしまいます。
殺されるマル暴の刑事は大友康平さん。先週の「孤独のグルメ」に引き続きドラマに登場。
大友さん、マル暴デカが似合いますね!回想シーンでちょっとしか出てこないのが残念。
小日向さんと遠藤さんが幼い頃に生き別れた兄弟だと分かり離れ離れになっていた時間を取り戻すかのように2人でしみじみ語り合うシーン。
ぎこちなくも互いを思いやって話す様子にジーンときました。離れていた間に2人はそれぞれの人生を歩んできたけれど
血縁の絆がちゃんと2人を結びつけていてくれた・・・
一六が二六の家を訪れ部屋を見てどんな暮らしぶりでどういった人となりなのか理解していくシーンを
セリフなしで表現する演出も良かったです。
いつもは警察内部の不正や犯罪をあばくために使う観察眼が身内に向けられたとき優しい視線になるなんて素敵です。
仕事の時と違った一六の素顔がにじみ出る、小日向さんの演技も見事でした。
悪人役の宮川一郎太さんも良かったです。にっこり系悪者は宮川さんの得意の役ですからね。
ベテラン俳優さんばかりで非常に安定していて安心して見られるドラマでした。
話も面白い!案外最後まで犯人がわからなくて面白かったです。
これからもこのシリーズは続くんでしょうか。もし続くとしたら遠藤健一さんの二六はきっとまた登場するでしょうね。
楽しみにしています。
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「部長・風花凛子の恋・前編」 日本テレビ 7月5日(木)23時59分~24時54分
部長・島耕作のスピンオフドラマで主人公は女性部長の風花凛子。
りょうさんがカッコよく、人情味いっぱいに演じています。
原作は長年にわたって人気を博す漫画ですが、その連載開始35周年を記念して
ドラマとコラボして制作されたスピンオフストーリーだそうです。
漫画とドラマが互いに影響しながらできてきた物語。弘兼憲史さんと脚本の坪田文さんの共同制作ととってもいいくらいかもしれません。
風花凛子は島耕作が会長をつとめる株式会社 テコット」の部長で次期執行役員候補。...
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部長・島耕作のスピンオフドラマで主人公は女性部長の風花凛子。
りょうさんがカッコよく、人情味いっぱいに演じています。
原作は長年にわたって人気を博す漫画ですが、その連載開始35周年を記念して
ドラマとコラボして制作されたスピンオフストーリーだそうです。
漫画とドラマが互いに影響しながらできてきた物語。弘兼憲史さんと脚本の坪田文さんの共同制作ととってもいいくらいかもしれません。
風花凛子は島耕作が会長をつとめる株式会社 テコット」の部長で次期執行役員候補。
仕事もプライベートもフィフティフィフティで楽しむ情熱的な女性です。
冒頭から凛子がライブハウスでサックスを吹くシーンから始まります。
おお、なんかバブル感。島耕作は出て来ないドラマなのにすごい島耕作って感じが漂っています。
前編は部内に起こったパワハラ問題を凛子が解決!なんですが派手に解決するわけじゃなく
絡んだ糸を丁寧にほぐすように丁寧な対応をすることで解決していきます。
パワハラ上司の川原和久さん、どことなくユーモアがあって、意地悪上司の役をやっても
憎めません。
須田(川原和久)も根っから意地悪でやっているわけではなく彼には彼の心の葛藤があって
パワハラ行為に出てしまったのです。人には見えていない面がたくさんある、付き合う角度を変えたら分かり合えることもあるんですね。
脚本も登場人物の1面を描くのではなく人間には多様な面があるということを描こうとしており好感が持てました。
りょうさんはクールなだけでなく1人の職業人として、また女性として悩み、葛藤する凛子を生き生きと演じています。
しょっちゅうドラマに出演されていますが主演は久しぶりだったみたいですね、
意外です。前編の最後に凛子の恋人が衝撃告白。会社ではセクハラ問題も浮上しそう。
凛子はどう対処するのか?!期待して後編を待ちましょう。
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