幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「義母と娘のブルース」第3話 TBS 7月24日(火)22時~
先週からグンと面白くなった「義母と娘のブルース」。
亜希子(綾瀬はるか)の人間性とち味が全面に出るようになって物語も勢いを増してきました。
表面的な「鉄面皮」キャラをただやるだけでなく内面をきちんと描き、綾瀬はるかさんが血を通わせる演技をしているからだと思います。
これまでそんなに思わなかったのですが綾瀬はるかさんって魅力的な女優さんですね。
娘との関係も最初は「どうなっちゃうの??」という感じだったのですが仲良くなってからの2人の関係性は普通ではないかもしれないけれど亜希子とみゆきだけの絆が感じられてとても微笑ましい。...
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先週からグンと面白くなった「義母と娘のブルース」。
亜希子(綾瀬はるか)の人間性とち味が全面に出るようになって物語も勢いを増してきました。
表面的な「鉄面皮」キャラをただやるだけでなく内面をきちんと描き、綾瀬はるかさんが血を通わせる演技をしているからだと思います。
これまでそんなに思わなかったのですが綾瀬はるかさんって魅力的な女優さんですね。
娘との関係も最初は「どうなっちゃうの??」という感じだったのですが仲良くなってからの2人の関係性は普通ではないかもしれないけれど亜希子とみゆきだけの絆が感じられてとても微笑ましい。
おかあさんとは呼ばずに「亜希子さんさん」と呼ぶのも血はつながっていないけれど心は繋がっているような、そんな関係を感じさせます。
今回のお話は小学校のPTAvs亜希子さん。
運動会の係り決めに出席した亜希子はその前時代的で非効率的なやり方に我慢できず意見をまくしたてPTAママたちと真っ向から対立してしまいます。
自分が喧嘩しているのに娘にまで嫌がらせをしてくるやり方に憤慨した亜希子は「運動会はPTAの助けを借りず自分一人でやります」と啖呵を切りますが・・・
学校やPTAを全部企業のやり方に当てはめてダメ出しをするのが面白い。
いい感じで頭の固い亜希子さんです。そうです、変なものは変、無駄なものはムダですよね。
でもやっぱり一人で全部やるのは無理がある。孤軍奮闘する亜希子ですがやっぱりどうしてもできないことがある。
そんな時、みんなが助けてくれたのです。対立していたボスママ(奥貫薫)までも!!
人にはいろんな立場があって見えているものが違うこともあるけれど協力して力を合わせないと何事もうまくいかないと改めて感じた亜希子でした。
この運動会のエピソード、内容てんこ盛りなんですがちゃんとすべての要素を入れつつ、話が流れていって面白かったです。ボスママとPTAママ達も最後は打ち解けて亜希子のママ友になってくれました。
悪人を作らないこの流れもとても良かったです。
笑えるシーンもかなりありましたしね!!
最後に良一(竹野内豊)が大学病院に入って行きましたが、やっぱり重い病気なんでしょうかね、心配です。
来週は亜希子と良一の結婚のひみつが明らかになるのかも。楽しみに待ちたいと思います。
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「ラストチャンス・再生請負人」第2話 テレビ東京 7月23日(月)22時~23時
前回、「ヘッドハンター」で素晴らしい成果を残したドラマBz枠の第2弾。
元大手都市銀行勤務の樫村徹夫(仲村トオル)は飲食フランチャイズを企業再生するミッションを果たすべくCFO(最高財務責任者)に就任。
畑違いの企業でどうピンチを切り抜け再生を果たすのか。
第1回目を痛恨の見逃しで第2回めから視聴しました。
前回の話を知らないのでちょっと戸惑いましたが人物紹介が画面の下に出るのでなんとかついていけました。...
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前回、「ヘッドハンター」で素晴らしい成果を残したドラマBz枠の第2弾。
元大手都市銀行勤務の樫村徹夫(仲村トオル)は飲食フランチャイズを企業再生するミッションを果たすべくCFO(最高財務責任者)に就任。
畑違いの企業でどうピンチを切り抜け再生を果たすのか。
第1回目を痛恨の見逃しで第2回めから視聴しました。
前回の話を知らないのでちょっと戸惑いましたが人物紹介が画面の下に出るのでなんとかついていけました。
外食フランチャイズの専門用語がけっこう出てくるので理解していくのが大変。
テンポも良いので説明が出ているうちに読みきるのも大変だが理解できる範囲ではある。
わかりづらいと思われるところは図表で説明してくれる。
基本、ビジネスマンターゲットなのでビジネス用語などが多くスピードも速いのかな?
ターゲットの視聴者がわかっているだろうことはそういう前提で話が進んでいる印象。
さすが「ドラマBz」枠、ビジネス的な側面をしっかり描きつつ、ドラマらしい人間模様、
人の感情の揺れを的確に描写しています。
俳優主体ではなく物語と登場人物そのものが全面に出た作りは非常に好感が持てます。俳優は裏方に徹し、人物描写に務める。
これこそが本来あるべき姿だと思います。
まぁ視聴率至上主義のTVドラマではなかなか難しいでしょうが・・・
こちらのドラマは志が高いと感じました。
そしてその「裏方」作業をきっちりこなせる大人の俳優陣。
過不足なく配置されておりこちらも見ていてスッキリします。
提携企業から来たCEOの本田博太郎さん、無責任な感じがちょっとユーモラスでいいスパイスになっています。
大谷亮平さんは「逃げ恥」でコミカルな印象でしたがこういった企業戦士も似合いますね。
主演の中村トオルさんは誠実な役にピッタリ。いつまでも硬派ですね。
ハズレなしのこの枠、また楽しみが1つ増えました!!
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「絶対零度」第3話 フジテレビ 7月23日(月)21時~22時
今回、ミハンシステムが割り出した危険人物はエリート大学生・若槻麻帆。
真帆は1年ほど前大学近くの雑居ビルから飛び降り自殺を図り現在も意識不明のまま。
それなのに最近、彼女が所属していた大学のテニスサークルのグループラインに真帆からの「復習してやる」という投稿が。
ありえない投稿に加え、そのスマートフォンから大量の医療用ニトログリセリンの発注があったという。
意識不明のまま殺人が犯せるのか?なりすまし犯がいるはずと踏んだ井沢(沢村一樹)たちは入院先の病院とサークル仲間が集うバーへ潜入捜査を行う。...
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今回、ミハンシステムが割り出した危険人物はエリート大学生・若槻麻帆。
真帆は1年ほど前大学近くの雑居ビルから飛び降り自殺を図り現在も意識不明のまま。
それなのに最近、彼女が所属していた大学のテニスサークルのグループラインに真帆からの「復習してやる」という投稿が。
ありえない投稿に加え、そのスマートフォンから大量の医療用ニトログリセリンの発注があったという。
意識不明のまま殺人が犯せるのか?なりすまし犯がいるはずと踏んだ井沢(沢村一樹)たちは入院先の病院とサークル仲間が集うバーへ潜入捜査を行う。
スタイリッシュな映像と音楽がかっこいい「絶対零度」ですが潜入捜査のシーンになると「コンフィデンスマン??」っていう印象が拭えません。申し訳ないんですが。
本田翼さんはおそらく毎回潜入捜査をするが故に基本キャラの小田切をちょっと変な演技で表現しているのでしょうが、両方普通にやってほしい気持ちでいっぱいになりました。
どうしてもコントに見えるんですよね~
そういう意味では柄本時生さんと横山裕さんもちょっとコントに見えるから、普通に見えるメンバーが少なくなってしまうという。
ま、耐えられないほどではないんですが・・・気になります。
ちょいちょい脳内で補正&無視しつつ見ているのでだんだん疲れがたまってきます。
なんとか普通の演技に戻して欲しい。
そんな中、平田満さんを見るとホッとします。
お話は毎回ちょっと凝っていて犯人もすぐわかる感じではないしいいと思いますがすごくびっくりするほどでもない、程よい感じになっています。
桜木泉の死に関してまだ謎が多く、井沢、小田切も以前に心に傷を負っているよう。
そのへんのエピソードがどううまく絡んでくるか、注目してまた視聴したいと思います。
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「ゼロ 一攫千金ゲーム」第2話 日テレ 7月22日(日)
第1話で鉄球の落ちてくるゲームを攻略したゼロたち。
さぞかし人数が減って王座まであと少しかと思いきや・・・さらに大勢の参加者が!!!
このゲームどうやったら勝ち抜けるの?!
一攫千金を狙うものたちは自然とリーダーが誕生しグループを形成し始める。
リーダーにみんなが選んだ人物は天才的な頭脳と勝負勘を持つ中学生、標。そして義賊として正義を貫く零。
暴力で人を服従させるセイギ(間宮祥太郎)。...
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第1話で鉄球の落ちてくるゲームを攻略したゼロたち。
さぞかし人数が減って王座まであと少しかと思いきや・・・さらに大勢の参加者が!!!
このゲームどうやったら勝ち抜けるの?!
一攫千金を狙うものたちは自然とリーダーが誕生しグループを形成し始める。
リーダーにみんなが選んだ人物は天才的な頭脳と勝負勘を持つ中学生、標。そして義賊として正義を貫く零。
暴力で人を服従させるセイギ(間宮祥太郎)。
そしてひょんなことから標と零は命をかけた成功確率25%のゲームで戦うことに。
冒頭からきょうのゲームの触りが登場。この導入よかったんですけどね~
その先の説明部分でちょっとだれた。物語の性質上もっとドライに話を進めてもいいんじゃないかと思いますが。
30分枠の深夜ドラマでやったほうがもしかしてテンポよくすすんだかも??
セイギ役の間宮祥太郎さん、いい感じです。朝ドラの役よりこの役の方が合っていると思います。
こちらはゲスな役なんで申し訳ないですが・・・
ケンドーコバヤシさんもヘタレっぽさがいい感じです。このドラマにはちょっとアクの強い人がピッタリですね。
加藤諒さんたちのオタクっぽい会話も面白いです。
今回、ゲームの結末が来週まで2週もちこしなんですがなんとか1週にして欲しかった。
まだ序盤でテンポダウンはだれちゃいます。
前半部分を削ってメインのゲームに時間を割いて欲しかったです。
また、2週引っ張るのに来週の予告でゼロがまったく元気そうに登場していた。
なんだ(当然かもだけど)、このゲームじゃ死なないんじゃん!!!とがっかりしました。
ここは気を使っていただきたかった。見ている方は案外そういうことに敏感なんです。
楽しみが3割くらい減りましたよ。かなりの割合です。
来週から予告編の編集は十分気をつけてほしいです。
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「この世界の片隅に」第2話 TBS 7月22日(日) 21時~22時9分
周作(松坂桃李)のところに嫁に来たすず(松本穂香)。2人の新婚生活が淡々と描かれる・・・といったところですが日常も案外淡々としていない。
新しい人々との出会い、嫁いだ家のしきたりに戸惑うなど日常も十分ドラマがあります。
戦争へ向かっている時代なので戦争を絡めればドラマチックになるのでしょうがこの物語はそこにフォーカスせず、市制の人々が時代の中で生きていく様子を描写していきます。
義理姉役の尾野真千子さんがすずを気に入らずいじめてきます。...
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周作(松坂桃李)のところに嫁に来たすず(松本穂香)。2人の新婚生活が淡々と描かれる・・・といったところですが日常も案外淡々としていない。
新しい人々との出会い、嫁いだ家のしきたりに戸惑うなど日常も十分ドラマがあります。
戦争へ向かっている時代なので戦争を絡めればドラマチックになるのでしょうがこの物語はそこにフォーカスせず、市制の人々が時代の中で生きていく様子を描写していきます。
義理姉役の尾野真千子さんがすずを気に入らずいじめてきます。
ドラマ的に言えばすずにはなんの落ち度もなくいじめに耐えていつか逆転って感じなのですが、このドラマの場合はすずにも多少人をイラつかせる何かがあるんですよね。
そこが面白い。
お義姉さんの気持ちがわからなくもないです。こういうのんびりした人って現実にもいますよね~
岡田惠和さんのドラマはおっとりした主人公が多いですがこのすずさんはその中でもトップのおっとりさですよね。
意地悪言われても気づいてない??みたいなところが面白いです。
そして素直に対応するのでやり返すより案外見ている方はスッキリするんですよね。
柔らかい強さがあるというか。
松本穂香さんはそんなすずさんそのものという感じで自然に演じています。
尾野真千子さんも嫌われ役ですがさすがの演技で憎めない感じもあり。
やっぱりいい役者さんが演じると役が生き生きしますね。
脚本も大事ですが役者の演技と相乗効果をもって良いドラマになるのですね。
ただ、現代パートだけがまだ存在意義がわからない・・・この先このパートと戦中パートの関係性がはっきりすればいいのですが。
この部分は早く謎解きして欲しいと思います。
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