幅広くドラマをウォッチしてレビューを上げていきたいと思います!
「グッドドクター」第3話 フジテレビ 7月26日(木)22時~23時
山崎賢人の演技が素晴らしい「グッドドクター」。
自閉症スペクトラム障害を抱える研修医・湊(山崎賢人)を支える先輩医師、瀬戸夏美(上野樹里)も素晴らしいんです。
物語の構成上、どうしても瀬戸先生中心のお話となってしまうこのドラマ。
主役なのに湊先生の出番が少ないのは淋しいことですが上野さんだからこそその淋しさを補って余りある感動を与えてくれます。
あまり欲のないあっさりと見える演技がいいんですよね。...
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山崎賢人の演技が素晴らしい「グッドドクター」。
自閉症スペクトラム障害を抱える研修医・湊(山崎賢人)を支える先輩医師、瀬戸夏美(上野樹里)も素晴らしいんです。
物語の構成上、どうしても瀬戸先生中心のお話となってしまうこのドラマ。
主役なのに湊先生の出番が少ないのは淋しいことですが上野さんだからこそその淋しさを補って余りある感動を与えてくれます。
あまり欲のないあっさりと見える演技がいいんですよね。
その反面、上野さんには風格さえ感じます。
ERに病院をたらい回しにされた少女が運び込まれてきますが高山(藤木直人)は留守。
緊急手術が必要と判断した瀬戸先生は手術に踏み切ります。
しかし努力のかいもなく少女は死亡してしまいます。
両親は激怒し訴訟にまで持ち込むと抗議します。落ち込む瀬戸。
高山は誰がやっても助からない患者だったといつまでも落ち込む瀬戸を叱責します。
そんな中、湊は少女の服を直し、少女が大切にしていたスタンプカードを直して「ぼくは悲しいです」と涙を流します。
第2話はちょっと無理のある話でしたが今回の話は無理なく登場人物全員の気持ちが理解できてとてもグッときました。
少女の死という大変な事態も病院にとっては日常なのか?
ひとつの死を重く受け止め悲しむことは医者として次の患者から逃げていることになるのか。
厳しい態度を見せる高山先生も医師としての矜持をきちんと持った上での言葉なので矛盾はなく見ているものに刺さります。
1話づつ新しい患者が出てくる形態なのでまた無理のある話がないとも限らないので何とも言えませんが第3話はとても良かった。
来週にも期待します。
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「ハゲタカ」第2話 テレビ朝日 7月26日(木)21時~22時04分
国内有数のベッドメーカー「太陽ベッド」の債権を譲れと三葉銀行に迫る鷲津(綾野剛)。
太陽ベッドは創業者一族の浪費と乱脈経営で破綻寸前だった。
太陽ベッドを買収しようとする鷲頭たちだが経営者の中森瑞恵(かたせ梨乃)の激しい抵抗にあう。
鷲津たちに無断で民事再生法を申請した瑞恵たちは競争入札で新たなスポンサーを決めようとしていることがわかる。
ビジネスドラマの宿命で用語が難しくなかなか頭がついていきません。...
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国内有数のベッドメーカー「太陽ベッド」の債権を譲れと三葉銀行に迫る鷲津(綾野剛)。
太陽ベッドは創業者一族の浪費と乱脈経営で破綻寸前だった。
太陽ベッドを買収しようとする鷲頭たちだが経営者の中森瑞恵(かたせ梨乃)の激しい抵抗にあう。
鷲津たちに無断で民事再生法を申請した瑞恵たちは競争入札で新たなスポンサーを決めようとしていることがわかる。
ビジネスドラマの宿命で用語が難しくなかなか頭がついていきません。
特に途中から見ると一瞬何の話をしているのかわからなくなり「もう見るのやめようか」となってしまいます。
少し我慢して見ているとだいたい把握できるんですが・・・
第1回目は勢いで乗り切っていましたが第2話ではなんだかとっちらかっている印象。
各俳優陣の演技形態の違いがバラバラに感じられて散漫な印象を持ちました。
いろいろな人が出ているのを楽しむドラマならいいのですがこちらのドラマは一貫した世界観が欲しいところ。
主演の綾野剛さんの演技が大げさなのも少々気になります。
大げさにやればやるほど説得力が減少していき、ルックスがいいのが裏目に出て軽く見えてしまうんですね。
おそらく劇画調にしているのは狙いだと思うのですが・・・
やるならもっとやってもいいかも。演技陣は豪華なので見ごたえは今でも十分ありますが。
たぶん綾野さんがケレン味タップリの演技が合ってないんだと思います。
ナイーブな役の方が私は好きかな。
第1部のクライマックスということでこれから何年にもわたる物語が展開される模様。
今は1997年~2001年代なんだそうです。
第1話の冒頭に現代の鷲津が出てきたから最後は現代の話になるのでしょう。
そこはオリジナルの話になりそうなので非常に楽しみです。
ホライズンホテルの方も利重剛さん、木南晴夏さんなど演技達者な方たちが登場していますので今後に期待しましょう。
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「高嶺の花」第3話 日本テレビ 7月25日 22時~
先週までは期待をもって見ていた「高嶺の花」なんですが、今回はちょっと面白くなかったなぁ~
今回は何が言いたいのか疑問でした。もも(石原さとみ)のキャラも1話ではキレがあって面白かったがだんだんワンパタ化してきて「もういいよ」ってなります。
作られた表面だけでは見ている人は飽きてきます。内面を作らないと。
ももの内面はどう動いているのか見ていてわからない。
なんでぷーさん(峯田和伸)に惹かれるのか?まだ見えないです両者にとって意外な展開なんじゃないの?違うのかな。...
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先週までは期待をもって見ていた「高嶺の花」なんですが、今回はちょっと面白くなかったなぁ~
今回は何が言いたいのか疑問でした。もも(石原さとみ)のキャラも1話ではキレがあって面白かったがだんだんワンパタ化してきて「もういいよ」ってなります。
作られた表面だけでは見ている人は飽きてきます。内面を作らないと。
ももの内面はどう動いているのか見ていてわからない。
なんでぷーさん(峯田和伸)に惹かれるのか?まだ見えないです両者にとって意外な展開なんじゃないの?違うのかな。
最初から決まっていたみたいに感じるのです。
龍一(千葉雄大)とルリ子(戸田菜穂)、月島なな(芳根京子)のエピソード、自転車中学生のエピソードがどうからんでるのか、バラバラ印象。
第3話は肩透かしの連発のように感じてちょっと退屈でした。
最後はももとプーさんのキスシーンでしたが・・・うーむ、もうちょっと後の話でも良かったかな。
まだ3話だしそれほど盛り上がってないし。
お嬢さんだけど跳ねっ返りで下品なキャラのももですがやっぱり隠せない育ちの良さ、みたいなものがどこかにチラッと見えていたら素敵なんですがね~
運転手の升毅さんへの態度は本物のキャバ嬢みたいでした。
今回は期待はずれでしたが何らかの世界観を出してくる野島作品ですから、まだまだこれから期待はしています!
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「青と僕」第3話 フジテレビ 7月23日(月)深夜24時55分~25時25分
深夜のかなり深い時間帯にやっている30分のドラマにも関わらずかなりのハイクオリティ。
30分とは思えぬ密度の濃い、サスペンス色満載の青春ドラマ。
あいつ(寛一郎)の死の真相を知るため訪れた「あいつ」の家でホストクラブの名刺を見つけた「僕」(井之脇海)。
僕に対する何者かの嫌がらせはだんだんエスカレートしてきて会社に「殺人者」と書かれたFAXまで送りつけられてきた。
詩織はあいつが働いていたホストクラブを訪れ、ホストをやっている同級生と偶然再開する。...
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深夜のかなり深い時間帯にやっている30分のドラマにも関わらずかなりのハイクオリティ。
30分とは思えぬ密度の濃い、サスペンス色満載の青春ドラマ。
あいつ(寛一郎)の死の真相を知るため訪れた「あいつ」の家でホストクラブの名刺を見つけた「僕」(井之脇海)。
僕に対する何者かの嫌がらせはだんだんエスカレートしてきて会社に「殺人者」と書かれたFAXまで送りつけられてきた。
詩織はあいつが働いていたホストクラブを訪れ、ホストをやっている同級生と偶然再開する。
同級生があいつに頼まれてホストクラブを紹介したということだった。
僕はあいつの働いていたホストクラブや大学の恩師を訪ね、あいつの知らなかった別の顔を探っていく。
急ぐわけでもなく、まったりするわけでもなく心地よいテンポで流れる物語。
物語を語る上でテンポが非常に大事だということがわかります。
なぞはまだ多いですが一枚一枚薄い布をはがすように見えてくる「あいつ」の素顔。
いっときも目が離せない展開です。
あいつ役の寛一郎さんの自由で繊細な演技が光ります。もうこの世にいないあいつの楽しそうな顔、僕には見せなかった苦悩の顔を巧みに表現しています。
丁寧に作られたドラマなので全6話が適切な長さなんでしょうが、短くて惜しい印象。もっと見たい。
でも1話が濃密だからあと2話もあると思えば十分なのかな。
セリフも無駄がなくハッとさせられる言葉がいつもあって美しいです。
映画のような映像がドラマの世界をさらに心に焼き付けてくれます。
深夜ですがぜひ見ていただきたいドラマです。
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「サバイバルウエディング」 第2話 日テレ 7月21日(土)21時~
おかしな編集長から恋愛指南を受けているさやか(波瑠)。
婚活連載のタイトルも勝手に「サバイバルウエディング」に変えられてしまい何もかも自分の思うようにはいかなーい!!
でもそんな中でも新たに担当になった爽やかイケメン・祐一(吉沢亮)が心の支え。
でも彼の周りには愛され女子がいてさやかはまた自信喪失状態に。
サバイバルウエディングはうまくいくんでしょうか?
伊勢谷友介さんのオシャレピーポーキャラの編集長。...
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おかしな編集長から恋愛指南を受けているさやか(波瑠)。
婚活連載のタイトルも勝手に「サバイバルウエディング」に変えられてしまい何もかも自分の思うようにはいかなーい!!
でもそんな中でも新たに担当になった爽やかイケメン・祐一(吉沢亮)が心の支え。
でも彼の周りには愛され女子がいてさやかはまた自信喪失状態に。
サバイバルウエディングはうまくいくんでしょうか?
伊勢谷友介さんのオシャレピーポーキャラの編集長。
ぶっ飛んでます!言ってることはモラハラ寸前のパワハラちょい含みなんですがオンザ眉毛の髪型含めなんか憎めない。そして例え話が全部ブランドがらみ。
要は「自分を安売りするな、価値を高めれば向こうから寄ってくる」って話なんですがさやかには難しいみたいです。
服装も気を抜くと「おばさん」声はガラガラで「おじさん」になってしまうし愛され女子の美里(奈緒)にはおばさん扱いされ・・・
波瑠さんは色々なことに流されてしまうさやかを自然な感じで演じています。
前作の「未解決の女」は波瑠さんに役があっていなかったので今回はやっと本来の波瑠さんが見られて嬉しいです。
あっていない役を頑張ってやっているのってわかりますよね。
仕方ないのですがプロデューサーの見立て違いもあるでしょうが役者は苦労しますね。
男に選ばれるために頑張る話なんてちょっと前時代的とも感じますがコメディで笑えるしみんな憎めないキャラクターばかりなので楽しく見られます。
来週からいよいよ連載開始みたいです。字幕やCGをフルに使った映像的遊びも楽しい作品です。
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