東京駅丸の内に新たな顔生まれる(第41回)
12月7日、JR東京駅の丸の内側の駅前広場が新たに改装されオープンした。...
全部読む
12月7日、JR東京駅の丸の内側の駅前広場が新たに改装されオープンした。
首都東京の表玄関としての新たな一歩である。
これまで一面工事中の現場から、大きな鉄板の壁が取り除かれただけでも、開放感が出た。
まだ、広く更地になっている部分もあるので、そこのところがどうなるのか、大いに気にかかる。
皇居にかけての行幸通りに2列に並んで立っている少しお洒落な街路灯が目立っている段階である。
充分に広くとられた広場には、「キッテ」の側にタクシーの待ちダマリが充分に取られている。
その周りには、丸ビルなどの馴染みのある巨大なビル群が林立する。
まだ何もないだけに、オープン日は静寂な午後8時ごろの東京の新たな夜景だった。
閉じる
夜景・神宮外苑銀杏並木そして表参道へ(第40回)
12月2日、その日18時ごろ、国道246号線から神宮外苑絵画館に向けて銀杏並木を歩いた。...
全部読む
12月2日、その日18時ごろ、国道246号線から神宮外苑絵画館に向けて銀杏並木を歩いた。
車道は、歩く人のために止められて、背が高く大きな銀杏が続く、並木道の木々はライトアップの光に照らされていた。
その銀杏の木々の間には、丸い月がほっかりと浮かんでいた。
入り口辺りのカフェでは、大音響でテンポの速い曲が流され、沢山の警備要員が必死になって交通を制御していた。
ライトアップの光は、巨大な銀杏並木全てには届かず、その輪郭はぼやっとしていた。
並木を効果的に照らすのは、なかなか難しそうで、スマホで撮ると、直接光が入ってしまい、最初はハレーションを起こしてしまった。
それでも、光を避けながらなんとか、撮り続けた。
この銀杏並木のライトアップという野心的な試みは、まだ完成していない、壮大な試みのような気がした。
絵画館近くまで往復し、国道246号線を表参道へと歩を向けた。
土曜の午後6時半頃というのに、その道路の両側とも、いつもの賑わいがなかった。
それでも、表参道の交差点に差し掛かると、大勢の人の波があった。
スマホでその賑わいを撮ってみたが、なかなか表現ができないような気がした。
明治神宮の方に歩いて行き、しばらく大規模なイルミネーションの演出を楽しんでみた。
多くの人が、何とかその華やかさをスマホに落としたいとチャレンジしていた。
車道に少しはみ出て、撮っている人も少なくなかった。信号で車が止まると、横断中の歩道の真ん中に止まって、撮っている人もかなりいた。
原宿から、代々木公園に向かって、更に歩いた。
代々木公園のNHK放送センター辺りから、渋谷に向かって、『青の洞窟』が続いていた。
閉じる
上野の宵闇に光の芸術が蘇る(あかりパーク2017)(第39回)
11月4日、その日の午後5時ごろ、「光の芸術」を鑑賞しようと上野公園に足を伸ばした。...
全部読む
11月4日、その日の午後5時ごろ、「光の芸術」を鑑賞しようと上野公園に足を伸ばした。
JR上野駅に着く直前に、車内のアナウンスは、「あす5日、米国合衆国大統領の訪日の為、終日ロッカーは使用できません」と伝えていた。
駅を降りると、既に真っ暗な闇夜の中であった。
がしかし、「北斎とジャポニズム」という大きな光の看板が目に入ってきた。
近代美術館の建物を照らす、「光」も青や赤に時折、色を変え、うすら寒い暗闇に色を添えていた。
噴水のある辺りまで歩くと、青や赤、等々と光が吹き上げる水に綺麗な色を付けていた。
その光が、時間と伴に色を変えていった。勿論水の高さや勢いも変化した。
その前方に大きな舞台が造られ、「フラメンコの踊り」が始まった。
豪華な赤い衣装を着た、ダンサーが6、7人音を合わせて踊っていた。
観衆の中には、頭にフードを被る人もいるような、寒気がある中で、その踊りは続いた。
野外ステージで、これだけの踊りを見られる機会は、そうないのではないかと、出会ったチャンスに内心感謝した。
春には、あれだけの人が集まる、桜の並木でも光の競演は行われ、桜に見立てた桜色の「光による豪華な夜桜並木」が浮き上がった。
スカイツリーの光の振り付けを担当した、あの「石井幹子」のプロデュースと看板にあったが、全く綺麗な素晴らしい、晩秋の夜の贈り物であった。
閉じる
「東京五輪日記」内の検索