1/18 MX「5時に夢中!」 (第26回)
東京都心に6センチの積雪で都内の交通はマヒし、大混乱した。今回、このニュースに対しマツコがさっそく食いついた。
「各局とも雪が降って大変だという臨場感を伝えたいからやってるのはわかるけど、あの
雪が大変だよ中継は一体何なんだろう。一番中継が多いのは新宿駅南口だけど、わかるんだけどさぁ、何を伝えたいのかがわからないのよ」と問題提起するマツコ。
これに、MCふかわが「雰囲気を出したいというのが、どこかにあるのではないでしょうか。実際、三軒茶屋とか駅構内に入る入場規制とかでも混乱も起きてますし」とさりげなく放送局フォロー発言。これに対し、「あの、ちょっと
パニックを見せて喜んでる感がいつもイヤなのよ」とマツコ。...
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東京都心に6センチの積雪で都内の交通はマヒし、大混乱した。今回、このニュースに対しマツコがさっそく食いついた。
「各局とも雪が降って大変だという臨場感を伝えたいからやってるのはわかるけど、あの
雪が大変だよ中継は一体何なんだろう。一番中継が多いのは新宿駅南口だけど、わかるんだけどさぁ、何を伝えたいのかがわからないのよ」と問題提起するマツコ。
これに、MCふかわが「雰囲気を出したいというのが、どこかにあるのではないでしょうか。実際、三軒茶屋とか駅構内に入る入場規制とかでも混乱も起きてますし」とさりげなく放送局フォロー発言。これに対し、「あの、ちょっと
パニックを見せて喜んでる感がいつもイヤなのよ」とマツコ。
「でも、今回、日テレの新宿南口でリポートしてた山本という若いアナウンサーが上手だったわ。原稿があるんじゃないかと思うぐらいで一切かまないし、言葉もすんごいキレイで、お父さんが関テレの山本さんなんだよね。なんかDNAってあんのかなぁと思った」とマニアックな放送オタクの知識を披瀝するマツコ。
ここで、MCふかわが「す、すいません。あの、関テレの山本さんというのは??」とマツコに恐る恐る質問。
「おはげになってた人だよ(スタジオ爆笑)。なんか番組でやったのよ、番組中に(注1)。実は、私はげてましたって。ちょっといいやこいつはという感じだった。そういうのは見るのは好きなの、あたし」とマツコ。
今回なぜか、積雪の話題がハゲの話に大脱線してしまったが、このように本来の話題から大幅に脱線してしまうことや、マニアックな放送オタクであることもマツコの人気の秘密のひとつなのかもしれない。
※(注1):関西テレビの山本浩之アナウンサー(当時)は1998年出演番組内でカツラを脱ぎ捨てる“衝撃の告白”で人気となった。
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1/14 フジ「アウト×デラックス」 (第25回)
「アウト×デラックス」は「独特な個性を持った素人やゲストらの“アウトな部分”をマツコとナインティナインの矢部浩之らがトークで引き出す」のがコンセプトのサブカル色強めの番組。
今回はプロボクシングを引退して3か月の亀田興毅が登場。
マツコが「もう、不自然な状態でいることに疲れちゃったの?」と切り出すと、亀田は「今までの亀田興毅も亀田興毅だけど、元々、自分めちゃめちゃ人見知りだったので、ずっと親父の横におって親戚の家行っても、ありがとうのひとつもいわれへんぐらい人見知りやったんです」とカミングアウト。その上で、「デビューする時に“自分の殻を破らなアカン。初めが肝心やで、ここで今まで通りやったらお前、人間変われへんで”と親父に言われて、それで記者会見で“1RでKOする”と言ったり、少年ジャンプを引き裂くパフォーマンスをしたりしたんです」と語った。
「ジャンプとかチャンピオン、マガジンは結構破りやすいですけど、タウンページとか、ハローページとかは薄いのに結構、破りにくいんですよ、これが」と亀田。
当時、亀田は派手な記者会見の裏側で雑誌と格闘していたのだった。
「まだ番組、始まって間もないのにこんなに全部話しちゃっていいの?」と亀田を心配するマツコ。...
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「アウト×デラックス」は「独特な個性を持った素人やゲストらの“アウトな部分”をマツコとナインティナインの矢部浩之らがトークで引き出す」のがコンセプトのサブカル色強めの番組。
今回はプロボクシングを引退して3か月の亀田興毅が登場。
マツコが「もう、不自然な状態でいることに疲れちゃったの?」と切り出すと、亀田は「今までの亀田興毅も亀田興毅だけど、元々、自分めちゃめちゃ人見知りだったので、ずっと親父の横におって親戚の家行っても、ありがとうのひとつもいわれへんぐらい人見知りやったんです」とカミングアウト。その上で、「デビューする時に“自分の殻を破らなアカン。初めが肝心やで、ここで今まで通りやったらお前、人間変われへんで”と親父に言われて、それで記者会見で“1RでKOする”と言ったり、少年ジャンプを引き裂くパフォーマンスをしたりしたんです」と語った。
「ジャンプとかチャンピオン、マガジンは結構破りやすいですけど、タウンページとか、ハローページとかは薄いのに結構、破りにくいんですよ、これが」と亀田。
当時、亀田は派手な記者会見の裏側で雑誌と格闘していたのだった。
「まだ番組、始まって間もないのにこんなに全部話しちゃっていいの?」と亀田を心配するマツコ。
亀田は新聞でそのパフォーマンスが大きく取り上げられたことが大いなる自信になったのだという。
亀田は「自分がやったことが形となって出来たってなった瞬間にプロボクサー亀田興毅が誕生したんです。それからはプロボクサー亀田興毅というものになりきって、それに対してバッシングされたり、文句言われても別に気にならなかったんです」と告白した上で。
「でも、今は自分はもう引退したので、これからはそんなに嫌われたくないんです」と語り、スタジオは大爆笑となった。
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1/15 テレ朝「夜の巷を徘徊する」 (第24回)
今回はテレ朝局内を散策。
ハリウッド化粧品のネオンを見ながら「あれはメイ牛山さんの横顔のシルエットよ」と説明するマツコ。
「メイ牛山さんの存在感ってすごいのよ。六本木といえばテレビ朝日じゃなくてやっぱメイ牛山よ」とテレ朝のスタッフを横にしてやや興奮気味のマツコ。
「六本木といったらば?」とスタッフに問うマツコ。「まーヒルズでしょうね」とスタッフ。気まずい沈黙が流れる。
結局、マツコは「六本木といったら、テレビ朝日だと思うよ。だって(テレ朝の)六本木押しはすごいから」「かまぼこ横に倒されてる感がすごいわ」と話はやや脱線気味に。
テレ朝玄関付近で「お笑いナタリー」の記者を捕まえたマツコ。「出た、出た。芸能ゴロよ。...
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今回はテレ朝局内を散策。
ハリウッド化粧品のネオンを見ながら「あれはメイ牛山さんの横顔のシルエットよ」と説明するマツコ。
「メイ牛山さんの存在感ってすごいのよ。六本木といえばテレビ朝日じゃなくてやっぱメイ牛山よ」とテレ朝のスタッフを横にしてやや興奮気味のマツコ。
「六本木といったらば?」とスタッフに問うマツコ。「まーヒルズでしょうね」とスタッフ。気まずい沈黙が流れる。
結局、マツコは「六本木といったら、テレビ朝日だと思うよ。だって(テレ朝の)六本木押しはすごいから」「かまぼこ横に倒されてる感がすごいわ」と話はやや脱線気味に。
テレ朝玄関付近で「お笑いナタリー」の記者を捕まえたマツコ。「出た、出た。芸能ゴロよ。ねえ、ナタリーってなんなの?」と記者をいじるマツコ。「えーと10年ぐらい前にインターネットで立ち上げたメディアで…」、「あなたが立ち上げたの?」と話をさえぎるマツコ。「いえいえ、社長が…」と答えようとする実直そうなナタリー記者の前職は郵便局員だったという。まじめでおとなしそうな人間はマツコの素人いじりの格好の餌食にされてしまう。
1階のアトリウムでドラえもんのUFOキャッチャーを見つけたマツコ。さっそくやってみようとするが、「この角度が商品(ドラえもんテーブル)をとらせないようにしてある。この角度じゃ絶対とれないわよ。貧乏くさいわねテレビ朝日は」と毒づくマツコ。結局、ゲットできず「絶対、これはとれない奴だよ。ひどい、言っときなさいよ、誰か係の人に」とマツコの怒りは収まらない。
この後、「徹子の部屋」を再現したコーナーに訪問し、徹子の蝋人形とご対面したマツコ。ボタンを押すと徹子の蝋人形が「徹子の部屋」のテーマ音楽とともに「どうぞ、どうぞ、そこにお座りください」としゃべる。椅子に座って、徹子と会話をしようとした途端、「今日はありがとうございました」と言われてしまうマツコ。どうやらこの徹子人形には会話機能は搭載されていないようだ。
「もう少し工夫しないさいよ、これ!」とここでもプチ切れするマツコ。
さらにこの後、廊下で男性スタッフに遭遇、「報道?」とマツコが声をかけると。「いや、スポーツです」と返事する男性スタッフ。「おっ、スポーツか?」とマツコ。するとなぜか、マツコと反対側に行こうする男性。「なんで逃げんだよ、おまえはよー」と大声を出し、ぶち切れるマツコ。必死で逃げる男性。追いかけるマツコ。男性は喫煙していたため、奥さんに見つかるとまずいのだという。
終始ご機嫌斜めのマツコはストレス解消のために閉店後のテレ朝ショップでマネージャー用にドラえもんネクタイを爆買い。さらにテレ朝女子アナ2016年カレンダーをチラ見するも購入せず。結局、最後は視聴者プレゼント用の特大ドラえもん人形を買って番組をしめたのだった。
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1/9 日テレ「マツコ会議」 (第23回)
渋谷にある行列ができる激辛ラーメン店「蒙古タンメン中本」と中継をつなぎ、常連客に話を聞く。マツコはラーメンを別に好きではなく、プライベートでは5、6年ラーメンを食べにいっていないという。「蒙古タンメン中本」ではラーメンに辛子麻婆豆腐をかけた蒙古タンメンが大人気。渋谷店には週末におよそ2000人が訪れるという。
この店の常連だという赤いヒゲの男性。男性はものすごく辛そうな赤いラーメンを食べていた。それを発見し、「うわ、うわ、うわ、すごーぉいっ」と叫ぶマツコ。赤ヒゲが食べていた真っ赤なラーメンは北極ラーメンという名前の超激辛ラーメンだった。赤ヒゲいわく「辛さの向こう側に甘みがある」味がするそう。
マツコいわく、辛いものを喜んで食べている中本の常連客たちを見ていると、料理やお酒に入れるために歌手の中森明菜が常にタバスコを持ち歩いていたことを思い出してしまうそうだ。...
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渋谷にある行列ができる激辛ラーメン店「蒙古タンメン中本」と中継をつなぎ、常連客に話を聞く。マツコはラーメンを別に好きではなく、プライベートでは5、6年ラーメンを食べにいっていないという。「蒙古タンメン中本」ではラーメンに辛子麻婆豆腐をかけた蒙古タンメンが大人気。渋谷店には週末におよそ2000人が訪れるという。
この店の常連だという赤いヒゲの男性。男性はものすごく辛そうな赤いラーメンを食べていた。それを発見し、「うわ、うわ、うわ、すごーぉいっ」と叫ぶマツコ。赤ヒゲが食べていた真っ赤なラーメンは北極ラーメンという名前の超激辛ラーメンだった。赤ヒゲいわく「辛さの向こう側に甘みがある」味がするそう。
マツコいわく、辛いものを喜んで食べている中本の常連客たちを見ていると、料理やお酒に入れるために歌手の中森明菜が常にタバスコを持ち歩いていたことを思い出してしまうそうだ。
「蒙古タンメン中本」の常連客を「中本マニア」というが、番組では最強の中本マニア、レジェンドと呼ばれる男性常連客を紹介した。週に6回から7回は中本に来店するというレジェンドは、中本のタンメンで40万円ぐらい食べないともらえない中本スカジャンを着ている(社長の名前である誠という刺繍が入っている)。
マツコは「これはもう本当にバカとしか、言いようがないわね」と批評。スタジオ大爆笑。
「たまに中本を食べないときには、何を食べてますか?」とレジェンドにマツコが質問。
「特になんのこだわりもないんで、別にカップラーメンとかパンでもいいですし」と意外に普通の答えを返してしまうレジェンド。
「あーんもう、ぜひ、今日はおにぎりって言ってほしかったー。おにぎりって流れがあったんですよ今日は」と残念そうな表情をするマツコにスタジオ爆笑。
レジェンドは「ハードに食べるようになったのはここ16年で、もう家族にも見放されてます」とカミングアウト。「結婚記念日も中本だし、子どもの誕生日も中本。クリスマスも大晦日も中本」とした上で「カミさんの誕生日は忘れても中本のできた日とかはちゃんと覚えている」とのレジェンドの中本への忠誠ぶりにスタジオは笑うしかなかった。
一方、スタジオには中本の激辛弁当が届き、マツコが試食した。
一口、二口もぐもぐと食べた後、しばらく無言になるマツコ。
スタジオ全員の視線がマツコの顔に釘付けになる。マツコが何を言うか、皆が注目している。
「全然」「大丈夫だわ、甘い。唐辛子の甘みもあるのよ、これには」とマツコ。どうやらマツコは辛さに強いようだ。
さらに「唐辛子自体にいろんな味がして、全然、美味しいし、なるほど、辛いものに依存する気持ちというのがちょっとはわかった気がするわ。幸せな人はこれにはまらないと思う。これで(中本マニア達は)何かを晴らしているのね」とまとめるマツコ。
番組HPでは中本に人生を捧げている人たちの生活を密着したVTRを紹介している。
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1/4 TOKYO MX「5時に夢中!」 (第22回)
今回、東京メトロポリタンテレビジョンの5時に夢中から2016年度初放送から取り上げる。
ふかわりょう(MC)「こんばんわ、ふかわりょうです」、内藤聡子(MC)「こんばんわ、内藤聡子です」。ふかわ「5時に夢中、月曜日。本日のコメンテーターをご紹介します!」。ふかわ「まずは株式トレーダーの若林史江さん、そしてコラムニストのマツコデラックスさんです」とコメンテーターを紹介。
この紹介の時点でなぜか胸に手を当てているマツコ。胸が痛いのか、なにやら意味深な動作だ。「あけましておめでとうございます」との挨拶をみなが交わす中で表情も固く、スタジオの4人の中でなにやらマツコだけ様子がおかしい。
これに気付いたふかわが、やや間を置きながら遠慮勝ちに「マツコさんは?」とマツコに声をかけた。...
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今回、東京メトロポリタンテレビジョンの5時に夢中から2016年度初放送から取り上げる。
ふかわりょう(MC)「こんばんわ、ふかわりょうです」、内藤聡子(MC)「こんばんわ、内藤聡子です」。ふかわ「5時に夢中、月曜日。本日のコメンテーターをご紹介します!」。ふかわ「まずは株式トレーダーの若林史江さん、そしてコラムニストのマツコデラックスさんです」とコメンテーターを紹介。
この紹介の時点でなぜか胸に手を当てているマツコ。胸が痛いのか、なにやら意味深な動作だ。「あけましておめでとうございます」との挨拶をみなが交わす中で表情も固く、スタジオの4人の中でなにやらマツコだけ様子がおかしい。
これに気付いたふかわが、やや間を置きながら遠慮勝ちに「マツコさんは?」とマツコに声をかけた。
マツコは「…大丈夫?」と発言。「ど、どどうされました?」と慌てるふかわ。株式トレーダーの若林がここで「スポンサーさんが…」と口をはさむ。「提供が3社になっちゃってたんですけど…」とマツコが答えると、スタジオ爆笑。だがマツコの表情は真剣そのもので、洒落にならない雰囲気だ。
MC内藤が「減りましたか?」とワンクッション置いた後、MCふかわが「ま、増減に関しては、あの、はい、あまり気にせずに(やっていこうと思います)」と発言すると、マツコがいつになく太い声で「本当に大丈夫ね?」と念押し発言。
スポンサーを気にするマツコは「クリーニングもなくなってたし、振袖もなくなってたわ。本当に大丈夫なの?」とさらに追い討ち発言し、スタジオは大爆笑。スポンサーが減ったという話題でスタジオが爆笑したことで、逆にマツコの表情は凍り付いている。
ふかわが「まあ、大丈夫ということで」と別の話題に話を切り替えた。「大丈夫ということなら、まあ、いいわ」とマツコ。
マツコは出演者だけでなく、常にスポンサーやスタッフの動向を気にしている。時にきわどい発言もするが、放送局のコンプライアンスも実は誰よりも心得ている。1人でタレント、演出家、ディレクター、プロデューサーを兼ねた動きをするマツコだからこそ、今回、微妙なスポンサーの増減に気がつき、ややバックヤード的な発言をした。しかしその点こそがその他大勢の一発屋芸人との大きな違いであり、マツコの安定感のバックボーンになっているのだ。これこそがマツコ人気の最大の秘密の正体である。
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