【風の流れ】
※2022年2月、更新を終了しています
各国・経済回復に向けて・接種証明の活用進む(10月29日)
ワクチンの接種率の向上とともに求められるのが経済の回復。行動制限の緩和に向けたワクチン接種証明の活用が各国で勧められている。
イタリアでは全国一律で飲食店の入店時などに接種証明の提示を義務付けている。 米国ではニューヨーク市で屋内の飲食店や劇場などで接種証明の提示が義務付けられている一方、フロリダ州では飲食店などが接種証明の提示が禁止され地域により対応が異なる。 日本では空港や繁華街の飲食店などで行動制限緩和に向け接種証明を確認する実証実験が行われている。
宮城・石巻・被災地の水産物・米国市場へ(10月28日)
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた宮城県石巻市は、水産業が盛んである。
復興を果たした水産加工会社が、米国に販路を開拓しようと動き出した。 水産加工会社は、ワシントンでの試食会に商品を提供し始めた。 米国に売り込もうとしているのが、三陸沿岸部で養殖された宮城県産の銀ざけで、鮮度が高いのが特徴である。 地球温暖化対策COP26への注目(10月27日)
10月31日から地球温暖化対策について話し合う国連の会議COP26が開催される。それに先立って今年の8月には気候変動に関する政府間パネルIPCCが地球温暖化の科学的知見を取りまとめた第6次報告書を公表した。
今回の報告書の最大のメッセージは「地球温暖化は人間の活動が原因で起きている」と断言したことである。 今年のノーベル物理学賞の受賞が決まったプリンストン大学の眞鍋淑郎は複雑な気候を物理方程式で表現することでコンピューターの中に再現する基礎を築いた。...
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温室効果ガス3種類の濃度・観測史上最高に(10月26日)
地球温暖化の原因となる二酸化炭素など3種類(二酸化炭素、メタン、一酸化炭素)の温室効果ガスの世界の濃度が、観測史上最も高くなった。
WMOが去年のデータを解析し、結果を報告した。 新型コロナウイルスの感染拡大で化石燃料に由来する排出量が減少したにも関わらず、全体としては温室効果ガスの増加に歯止めがかからない状況が、改めて浮き彫りになった。 中ロの海軍艦艇・鹿児島・大隅海峡を航行(10月25日)
中国とロシアの艦艇が鹿児島県の大隅海峡を航行していたことが分かった。
防衛省によると18日、津軽海峡を通過した中国とロシアの駆逐艦などを合わせた10隻はその後太平洋を南下し伊豆諸島の清美寿島と鳥島の間を通って大隅海峡まで進みその後東シナ海に向けて航行した。 中国国防省は今月17日から23日にかけて日本海や東シナ海などを航行し演習や実弾訓練を行っていたと発表した。 航行中は国際法の関連規定を厳守し他国の領海に入ることはなかったという。 日本・米国・インド・オーストラリアの枠組み「クアッド」が今月インド洋で共同訓練「マラバール」を行っておりこの動きをけん制する狙いもあるとみられる。 「風の流れ」内の検索 |